「北海道のチカラ」に出演しました | 小樽の老舗の寿司屋 おたる政寿司 中村圭助のブログ 

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こんにちは
小樽の寿司屋、おたる政寿司の三代目の中村圭助です。

本日19時54分から、テレビ北海道で放送された「北海道のチカラ~寿司が未来を握る~」という新経済番組に僕も出ました。

僕もスタートから約10分間バッチリ映ってました。
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今回僕が取材されたのは、北海道の旬の寿司を握るのはもちろんのこと、小樽寿司屋通りの発祥と歴史についてです。

小樽寿司屋通りは、28年前弊社の社長の声かけにより始まりました。きっかけなったのは【魚供養感謝祭】というイベントがきっかけです。弊社の社長がある地域で魚に感謝と供養したところ大量に魚がとれた。と言う話を聞き、当時小樽ではニシンがとれなくなっていたので、ニシンの再来願い始められました‼︎

結局、ニシンはとれなかったんだけど、なんと観光バスの大群が押し寄せてきのです。

それから色々とテレビで取り上げられ、小樽寿司屋通りは日本中にしれわたることになりました。小樽の観光資源としても重要な役割をはたしています。

公の資金が入っていない民間主導の団体としては大成功したといわれています。だってその頃各地で作られた団体はほとんど残っていないから。
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撮影の様子

撮影の時は、峰竜太さんと千堂あきほさんがいらして寿司を食べながら色んなお話をしました。

今回の撮影に限っては、情報番組ではなく経済番組なので、普段きかれないことをいろいろ聞かれて少し緊張しましたが、改めて、北海道の寿司屋を取り巻く環境と言うのはどんどん変わってきてると思うし、いろんなチャンスもあるんだと思います。

僕らの使う米や魚をはじめ、北海道の食というのは世界的に見ても素晴らしいということで大注目されていること。

近年の海外観光客がたくさん来てること。

その反面、漁師さんや農家の方は高齢化が進みやめていく方もたくさんいます。

海外からの注目、一次産業の減少、というのは食材の高騰につながります。

今後、こういう環境の変化のなかで北海道の寿司屋はどういう方向に向かっていくのか⁇

いままで通り地域の常連さんを相手に営業するもよし

観光のお客さんや海外のインバウンドをターゲットにするもより

いろんなやり方ができますよね‼︎

そしてそれは寿司屋だけでなくいろんな業種にもいえることなんです。そういう意味で面白い番組だったと思います。

僕は、僕が大好きなお客さんのためにやっていくけどね‼︎今回はテレビ的には取り上げられなかったけど、一番の変化は何かといえば情報の変化なんです。

だから、海外とか地元とかそういうレベルのビジネス環境じゃなくなっているからね‼︎

大好きなお客さんとつながり、そんな人たちのがもっと喜んでくれることをやっていくのがいいと思う‼︎

そんなことを思う今日の放映でした。