こんにちは
小樽の寿司屋の三代目の中村 圭助です。
最近のお客さんは
北海道の魚に関して、すご~く詳しくなってきました。
今日なんか、海外のお客さんが
タラの白子を出した途端に
「シラコ~!!シラコ~!!」
って、こっちが何も説明してないのにいってくるし、
これは知らないべ、と思い
目の前で、八角(ハッカク)をおろして握ろうとおもったら、
「ハッカク!!ハッカク!!」
って…
さらに
「キンキ ヲ アブリデ クダサイ!!」
中々の強敵だったので、
キンキの炙りの上にキンキの肝をのせてにぎったら、
さすがに
「ベリーグッド!!」
っていってくれたよ!!
情報化社会すげ~なぁ~、って思ったし
ある意味で怖さも感じました。
でも、これってすごく寿司屋的にはいいことです。
だって、北海道はウニとかエビが美味しいイメージがあるけど、
旬もあるし、
全然美味しくない時もあるから、
今までは
年がら年中 ウニの注文がきていて、
美味しくない時でも、ウニ丼の注文もあるもんだから、
どうしたもんかなぁー!?
と感じることもあったけど、
そういうことが今後はなくなっていくのだと思います。
旬のものを食べるのが一番うまいです!