帯広からJRに乗って感じたこと | 小樽の老舗の寿司屋 おたる政寿司 中村圭助のブログ 

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こんにちは
小樽の寿司屋の三代目の 中村 圭助 です。


今朝、帯広から帰ってきました。

最近、JRはいろいろ問題があったので、
不安もありましたが、ほぼ時間通りで助かりました。


JRに乗っていて感じたことがあります。
お客さんが敏感になっていて、クレームを防ぐ意図があると思うのですが、
4分遅れていたことに対して、やたらと謝罪していたことです。

車内放送で
「4分の遅れがでてしまい誠に申し訳ありませんでした。」
というのが約5回

お姉さんが
「お客様の大切な時間を4分も‥」
みたいなことを一回。


働いてる方に対して
気の毒に感じるほどです。


お客様は神様だ‼︎


まさに、
こんな感じで接客している姿がかわいそうに思えてしまいました。


お客様が神様なら
働いている方は何?


お客様が上で、
働いている人は下?


テクニックとか知識とかも確かにあるんだけど

サービス業をやっている者として思うのは
一番質の高いサービスはお客さんと同じ目線でなければいけないと思っています。


例えば、大切な人にプレゼントをあげるときどのように考えますか?

あの人の好きな物
あの人の好きな色
興味をもっていること
好きなブランド
こないだアレほ欲しがっていたな!


こんなことを考えながら選ぶと思います。


まさか、

これは怒られるからやめよう
これは嫌いだからやめとこう
嫌われないように万民向けの物にしよう
とりあえずバラの花束にしとこう‼︎



こんなことを考えて、プレゼントをえらばないですよね⁉︎


大切な人に、
上から目線でプレゼントを選びますか?
下から目線で選びますか?

同じ目線で考えるから、欲しい物がわかるのだと思います。



そして、
大切な人が喜んでくれるのが、うれしいですよね‼︎


この感覚を接客に置き換えた時、
お客さんが喜ぶことができるのだと思います。


テクニックとかも確かにあるんですけど、


クレームを回避することが目的になった途端に仕事はつまらないものになります。


そういう意味で、
今回は本当に気の毒に感じてしまいました。