寿司屋は、シャリが大事 | 小樽の老舗の寿司屋 おたる政寿司 中村圭助のブログ 

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こんにちは


小樽の寿司屋の三代目の 中村 圭助 です。



すし屋は魚も大事ですが、


米がすごく大事です。



どんな米を使えばいいのかというと、


これに答えはありません。


甘みの強いタイプ


サラリとしたタイプ


粘り気のあるタイプ


いろいろありますが、


結果的に美味しくする技術があれば、そこのお店の店主の好みで選べばいいと思います。



常に気を配らなければいけないのは、


米の水分量です。


新米の時は、お米に十分水分があるので、


お水の量を調整して、


今ぐらいの時期になると、


お米の水分量が減ってくるので、


お水の量を増やしたり、粘りのあるお米を足したりします。



このほか、水の量を調整する以外にも


シャリきりの時の、へらの回数で調整したりします。




一年中、お米は様子を変えていくので


ちょっとした変化に敏感に感じて、


それによって調節していくことが大切です。