政寿司最年少の板前 | 小樽の老舗の寿司屋 おたる政寿司 中村圭助のブログ 

小樽の老舗の寿司屋 おたる政寿司 中村圭助のブログ 

小樽の情報や寿司の豆知識等伝えて行きたいと思います

こんにちは


小樽の寿司屋の三代目の 中村 圭助 です。



政寿司には社員さん、パート、アルバイトを含めて


100人以上の人が働いてます。



今日は、最年少の板前を紹介します。


コチラ 香川くんです。

↓ ↓


小樽の老舗の寿司屋 おたる政寿司 中村圭助のブログ -未設定
ザンギをつくってる途中



入社3年目


現在18歳です。



ということは、


政寿司に15歳のときに修行にきました。


名古屋出身で、


うちのお店が、名古屋のデパートの北海道物産展に出店したとき


お客さんとして、食べにきてました。



中学校卒業と同時にこの世界に入りました。


来たときは、


本当にお子ちゃまで、


泣いてばかりでしたが、


今は、後輩もできて


朝礼の時も誰よりも大きな声をだしてがんばっています。



趣味は


アニメ鑑賞みたいで、


僕にはちょっとよく分からない世界が好きだそうです。



あと、1年くらいしたら


おそらくカウンターに出てくると思います。



夢は、


名古屋の北海道物産展に職人として行って


名古屋にいるお母さんに、自ら寿司を握ってあげることみたいです。


泣かせます。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。




若い職人を育てる時に大切なことは


技術と人間性をバランスよく成長させることです。


技術ばかり成長しても、人間性がともなっていなければ


その差が開けば開くほどよくない結果になることが多いからです。



だから、政寿司では


技術的に十分でも、本人の意識がともなっていない場合は


次のステップにいくのをストップします。



そういう意味では


今回紹介した 香川くん はお店に来たときよりも


すごく人間的にも成長したと思います。



これからさらに仕事を生きがいにするためにも、


自分の持ってる長所や個性を存分に出してもらって


それを、お母さんのため、会社のため、お客さんのため、世の中のために使ってもらいたいです。