記者のフレッドは、会社が他会社に乗っ取られたと会社を辞めた。フリーのジャーアリストになったフレッドだったが、なかなか収入を得られないでいた。友人・ランスにそのことを話すと、励ましてくれた上に、セレブの集まるパーティーに一緒に行こうと誘われる。

一方、国務長官のシャーロットは日々の業務に追われ疲れていた。

大統領に呼ばれたシャーロットに、大統領は次期大統領として推薦すると話す。

 

励ましてくれた友人に誘われて参加したパーティーで、フレッドはシャーロット見かけ、知り合いだと気づく。シャーロットもフレッドに気づき、話をする。

フレッドがジャーナリストであることを知ったシャーロットは、フレッドの記事を読む。フレッドの面白く、飾らない物言いを気に入り、スピーチ原稿を考える記者としてフレッドを雇うことにするのだった。
シャーロットとフレッドは一緒に過ごす日々を送るようになった。

 

フレッドは、ある晩餐会でシャーロットが読むはずだったスピーチ原稿の変更を要求される。環境問題に力を注ぐシャーロットだったが、他国の協力が得られないため、一部条件を省くことになったのだ。フレッドはシャーロットに自分の考えを実行してほしくて、反論するが、シャーロットと口論になってしまう。

原稿は変更になったが、率直な意見を言ってくれるフレッドに心を許せるようになったシャーロット。二人はさまざまな場所に行き、一緒に過ごす中で、少しずつ理解を深めていくのだった。

そんなある夜、二人がいつものようにスピーチ原稿を考えていた時だった。反政府軍からの攻撃を受け、危機一髪命を取り留めた二人。命の危険を目の当たりにし、二人はより深い関係になっていく。ありのままを理解してくれるフレッドに惹かれるシャーロット。強い女性を演じながらも感受性豊かなシャーロットに惹かれるフレッド。二人は日に日に深い関係になっていくのだったが、シャーロットの秘書は、不釣り合いな二人の恋愛は、大統領選を目前にしたシャーロットにとって、リスクが大きすぎると反対する。

 

シャーロットの大統領選は順調に見えたが、シャーロットが政策として考えた環境問題についての案は、現大統領や支持者・パーカーから反対される。大統領になって環境問題を解決したいと思いながらも、自信を無くしかけていたシャーロットは、「ハジけたい。」とフレッドに話す。二人はドラッグでハイになり、クラブではしゃぐのだった。

そんな時、シャーロットの元に、アメリカ軍のパイロットが人質になり、交渉しなければならないといった話がくるのだった。シャーロットはハイになったまま、交渉に行く。思いの外、交渉は成功。しかし、インタビューで大統領が環境問題への案に賛成してくれたと虚言をしてしまった。

後日、大統領から呼び出されるシャーロット。シャーロットを待っていたのは、大統領とパーカーだった。二人は、フレッドのパソコンをハッキングして撮れた、フレッドの恥ずかしい映像をシャーロットに見せる。フレッドの映像をネットに晒さない代わりに、シャーロットが政策として出している案の修正要求をしてきたのだった。

 

フレッドの元に行ったシャーロットは、一部始終を話し、大統領たちの要求を呑んだことを告げる。フレッドは政策を変えないでほしいと告げるが、最後にはリスクを避けるべきだと判断したシャーロットの意見に納得した。
しかし、二人の関係は隠され、今は続けられなくなってしまう。

二人の想いは消えない中、シャーロットは大統領選でスピーチをするのだった。

フレッドの書いた原稿を読み進めていたが、シャーロットは抑えきれず、大統領とパーカーに脅された事実を話し、フレッドのことを愛していると語る。

シャーロットのスピーチにより、フレッドの映像もネットに流されてしまった。
スピーチの場から逃げ出したシャーロットはフレッドの元に向かい、フレッドもシャーロットの元に急ぐ。フレッドの家で会った二人は、愛を確認し合うのだった。

不安の中にいた二人だったが、シャーロットの劇的スピーチは、二人を応援する国民の支持を得た。
そして遂に、初の女性大統領が選出されるのだった。