今日は 田中絹枝さんの命日です

絹枝さん熱演映画のネタバレあらすじ

原作は井原西鶴の浮世草子『好色一代女』

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御所に勤めていた十代のお春は、

想いを寄せていた公卿の若党、

勝之介に宿に連れ込まれたところを

役人に見つかってしまう。

お春は両親ともども洛外追放となり、

勝之介は斬首となった。

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都を追われ、

両親とともに息をひそめるように生きていた。

世継ぎのない主君の側室を探していた

松平家の家中に見出され、輿入れする。

殿様との間にめでたく嗣子をもうけたが、

奥方の妬みにあい、

用済みとばかりに実家へ返されてしまった。

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お春は金策に詰まった父親に遊郭に売られてしまう。

遊郭を出て笹屋嘉兵衛の住み込み女中になる。

客の告げ口で

お春が遊女だと分かってしまう。

嘉兵衛の妻のお和佐に嫉妬され、

追い出されてしまう。

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扇屋の弥吉に求婚されて結婚。

幸福な暮らしを手に入れたかにみえたが、

弥吉が物盗りに襲われて殺され、

無一文で店を出る。

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老尼の妙海の世話になるお春は、

借金の取り立てに来た笹屋の大番にレイプされそうになるのを

妙海に見られてしまい、

寺を追い出されてしまった。

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嘉兵衛の番頭だった文吉と出会ったお春は、

行動を共にするが、

文吉は店の品を盗んだと分かり、捕らえられてしまう。

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お春は三味線を弾きながら物乞いをする女になっていた。

空腹の余り倒れたところを介抱してくれた

二人の夜鷹に誘われ、

お春は街娼にまで身を落す。

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お春を探していた母が、

松平家の殿が亡くなり若殿が後を継ぐので、

共に暮らせると知らせる。

お春が娼婦に身を落していたのを問題視した重役たちは、

息子である若殿の顔を遠くから一目見るしか許されなかった。

お春は、野宿しながら放浪する乞食になる。