(1)日本で一番売れた小説「ノルウェイの森」

村上さんは大学の先輩で、

下宿先「和敬塾」の付近に僕も住んでいた。

大学では、すれ違っていただろう。

社会人になり千駄ヶ谷の村上さんの店で

ピアノを弾いた後、村上さんは言った。

「君の目は何か、しでかす目だ。良くても悪くてもな・・・」

村上春樹の小説はなぜ、世界中で読まれているのか?

読みやすい文体を追及したので、翻訳されやすい作品にもなった。

英文的に書いている証明だ。

「日本語性を排した日本語」が海外で評価を得ている。