小学生入学直前の娘(加奈子)を交通事故で亡くす。

お墓にも遺骨にも死んだ娘はいないと信じている。

生まれ変わった子を探す。

加奈子が愛していた愛犬ジロウがいなくなる。

ジロウは加奈子を見つけたのだと思った。

涼子は、ある女の子に加奈子の霊が宿っていると信じ、

女の子を見守るが、加奈子ではなかった。

犬を拾ったという幼児がいた。

幼児は、「犬は、ジロウという名前」だと言った。

幼児に、「私は誰ですか?」とたずねると、

「前のママ」と答えた。

幼児の頃は、しばらく前世の記憶があるらしい。