Dollsの三話目はファンの異常心理を描いています。

アイドルのおっかけをしている青年の話です。

ある日アイドル(深田恭子)が事故に遭い、目を怪我してしまう。
$恋愛映画を話そうよ


おっかけの青年は、そんな姿は見ない方が良いと考え、ある行動に出る。

アイドルのために失明してしまうのだ。

深田恭子は私のために失明したことに驚き、

引退して面会拒絶だったが、面会を許す。

恋に進行するかもしれないエピソードも北野暴力が襲う。

後ろから来たトラックに轢かれて亡くなる。

ライバルのおっかけファンの男が画面に登場する。

この男が事故に関わっているような感じもする。

* *

好きな女性のために失明する小説がある。

谷崎潤一郎の短編小説「春琴抄」

春琴の美貌が目当てで、三味線の弟子になった利太郎が口説こうとするが、

春琴は利太郎を袖にしたあげく、

稽古の仕置きで額にケガをさせてしまう。

利太郎は春琴の顔に熱湯を浴びせ、大きな火傷を負わせる。

春琴はただれた自分の顔を見せることを嫌がり、愛弟子佐助を近づけようとしない。

春琴を思う佐助は自ら両眼を針で突き、失明したことで、その後も春琴に仕えた。