映像が綺麗な映画をお好きな方、おひとり様の老後に興味ある方向け
木洩れ日の家で(2007)D
![$恋愛映画を話そうよ](https://stat.ameba.jp/user_images/20121127/05/rennaieiga/72/e4/j/t02200312_0508072112305021981.jpg?caw=800)
★映画紹介
2006年春、ワルシャワ郊外の古びた木造の一軒家に
愛犬と暮らす91歳の老女の最期の日々を描く。
★ショウトしょうとSHORT
同年齢91歳、ポーランドでは大女優が、
女性監督の元で映画は展開する。
大女優のこれまでの生きた経験(ワルシャワ蜂起の実戦経験)
も投影されて、完全一人芝居、愛する息子に裏切られてしまい、
決断する。
それでも息子のためにと思う母もいるけど。
モノクロ映像美で、あきらかに賞を狙っている。
映像は「雨月物語」の溝口健二監督のコピー、
構図は
世界一の映画に選ばれた小津安二郎監督にも似ている。
★おひとり様の老後
今回の映画で思ったのは
老後に犬を飼うことは利点のようだ。
孤独死は避けられない、準備すること。
読書感想
「おひとりさまの老後 」
上野 千鶴子 (著)
○友人にはメンテナンスがいる。
メンテナンス(維持管理)のいらないのが
本当の友人、という言い方をするひともいる。
どんなに久しぶりに会っても、
まるで昨日別れたばかりのように、
ただちに旧交を温めることができる。
それが真の友だと。
幼なじみの旧友なら、
そんなこともあるかもしれない。
だが、「何年も会わずにすむ」ような関係を、
わざわざ「友人」と呼ぶこともない。
必要なときに駆けつけてくれ、
自分を支えてくれ、慰めてくれ、
経験を分かちあってくれるからこそ、友である。
だからこそ、
友人をつくるには努力もいるし、
メンテナンスもいる。
ついでに言っておくと、
メンテナンスのいらないのが家族、
と思っている向きもあるようだが、
これは完全なカン違い。
家族のメンテナンスを怠ってきたからこそ、
男は家庭に居場所を失ったのだ。
ほうっておいても保つような関係は、関係といわない。
無関係、というのだ。
_______________
○「助けて」と言える人がひとりいることだ。
つらい、哀しい、怖い、困った・・・・。
そんなときに「助けて」と言える。
しかも平気で言えるひとがいることだ。
ひとりで死ぬのはぜんぜんオーライ
ただ、あとのひとの始末を考えて早く発見して
もらうような手配だけをしておく
★仕入れた情報
現在98歳でも現役の女優
ダヌタ・シャフラルスカ(1915年2月20日 - )は、
ポーランドの映画および舞台で活躍する女優。
「ポーランド映画界の生ける伝説」とも呼ばれる。
1927年に初舞台を踏んで以来、女優として活動。
2008年、「世紀の女優」金鴨賞受賞。
ダヌタは第二次世界大戦でのワルシャワ蜂起では
部隊間の連絡係として戦った。
ポーランド復興勲章、ポーランド大勲章、
ポーランド最高勲章のひとつであるポーランド大星勲章を授与。
★基本情報
英題は『Time to Die』
(原題のポーランド語「Pora umiera?」の直訳)
監督 ドロタ・ケンジェルザヴスカ
脚本 ドロタ・ケンジェルザヴスカ
出演者 ダヌタ・シャフラルスカ
撮影 アルトゥル・ラインハルト
上映時間 104分
製作国 ポーランド
言語 ポーランド語
以上
木洩れ日の家で~91歳の老女は息子を選ばなかった
木洩れ日の家で(2007)D
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★映画紹介
2006年春、ワルシャワ郊外の古びた木造の一軒家に
愛犬と暮らす91歳の老女の最期の日々を描く。
★ショウトしょうとSHORT
同年齢91歳、ポーランドでは大女優が、
女性監督の元で映画は展開する。
大女優のこれまでの生きた経験(ワルシャワ蜂起の実戦経験)
も投影されて、完全一人芝居、愛する息子に裏切られてしまい、
決断する。
それでも息子のためにと思う母もいるけど。
モノクロ映像美で、あきらかに賞を狙っている。
映像は「雨月物語」の溝口健二監督のコピー、
構図は
世界一の映画に選ばれた小津安二郎監督にも似ている。
★おひとり様の老後
今回の映画で思ったのは
老後に犬を飼うことは利点のようだ。
孤独死は避けられない、準備すること。
読書感想
「おひとりさまの老後 」
上野 千鶴子 (著)
○友人にはメンテナンスがいる。
メンテナンス(維持管理)のいらないのが
本当の友人、という言い方をするひともいる。
どんなに久しぶりに会っても、
まるで昨日別れたばかりのように、
ただちに旧交を温めることができる。
それが真の友だと。
幼なじみの旧友なら、
そんなこともあるかもしれない。
だが、「何年も会わずにすむ」ような関係を、
わざわざ「友人」と呼ぶこともない。
必要なときに駆けつけてくれ、
自分を支えてくれ、慰めてくれ、
経験を分かちあってくれるからこそ、友である。
だからこそ、
友人をつくるには努力もいるし、
メンテナンスもいる。
ついでに言っておくと、
メンテナンスのいらないのが家族、
と思っている向きもあるようだが、
これは完全なカン違い。
家族のメンテナンスを怠ってきたからこそ、
男は家庭に居場所を失ったのだ。
ほうっておいても保つような関係は、関係といわない。
無関係、というのだ。
_______________
○「助けて」と言える人がひとりいることだ。
つらい、哀しい、怖い、困った・・・・。
そんなときに「助けて」と言える。
しかも平気で言えるひとがいることだ。
ひとりで死ぬのはぜんぜんオーライ
ただ、あとのひとの始末を考えて早く発見して
もらうような手配だけをしておく
★仕入れた情報
現在98歳でも現役の女優
ダヌタ・シャフラルスカ(1915年2月20日 - )は、
ポーランドの映画および舞台で活躍する女優。
「ポーランド映画界の生ける伝説」とも呼ばれる。
1927年に初舞台を踏んで以来、女優として活動。
2008年、「世紀の女優」金鴨賞受賞。
ダヌタは第二次世界大戦でのワルシャワ蜂起では
部隊間の連絡係として戦った。
ポーランド復興勲章、ポーランド大勲章、
ポーランド最高勲章のひとつであるポーランド大星勲章を授与。
★基本情報
英題は『Time to Die』
(原題のポーランド語「Pora umiera?」の直訳)
監督 ドロタ・ケンジェルザヴスカ
脚本 ドロタ・ケンジェルザヴスカ
出演者 ダヌタ・シャフラルスカ
撮影 アルトゥル・ラインハルト
上映時間 104分
製作国 ポーランド
言語 ポーランド語
以上
木洩れ日の家で~91歳の老女は息子を選ばなかった