「ライフ・イズ・ビューティフル」で熱演のロベルト・ベニーニが、
実生活でも妻のニコレッタ・ブラスキと組んだ、男の純愛劇


人生は、奇跡の詩(2006)B

★映画紹介

$恋愛映画を話そうよ


愛する女性がイラク戦争に巻き込まれ、

自らの命を投げ打ってでも

看病する男性をユーモラスなタッチで描く。



★ショウトしょうとSHORT


早口でまくし立てるベニーニが苦手で、

それを我慢すれば良い作品だと思う。

前半は良くできていますね。
バクダットあたりから白けますが
最後はホロリとさせました。

何箇所か笑えた(カンガルー、酸素ボンベとか)。

本作は感動する人は多いだろう。

ベニーニでなくて他の役者なら
大感動したかもしれません。



★ニコレッタ・ブラスキ

$恋愛映画を話そうよ

「天井桟敷の人々」のギャランスに
似て、男をその気にさせておいて
逃げてゆくところまで、そっくり。

いい女ですね、好きになりました。

<最下段にネタバレ編>

★基本情報

人生は、奇跡の詩(うた)

La Tigre E La Neve
原題、「虎と雪」
監督 ロベルト・ベニーニ
脚本
ロベルト・ベニーニ
ヴィンセンツォ・セラミ
出演者
ロベルト・ベニーニ
ニコレッタ・ブラスキ
ジャン・レノ

上映時間 114分
製作国 イタリア


<ネタバレ編>

「ライフ・イズ・ビューティフル」と同じ
嘘がキーポイントで

感動する人は感動するだろう。
ぼくには、わざとらしい。

★映画ではまったく理解できなかった背景

主人公はヴィットリアとは一度結婚し、
娘が二人いるが、離婚。
ヴィットリアと再婚したく、
毎夜結婚式を夢見るほどだ。

主人公は、詩人で大学教授、詩を教えている。
出した詩集が映画の原題でもある「虎と雪」。
ヴィットリアは、
「パリに雪が降って、虎を見たら、あなたと結婚(再婚?)するわ」
と言う。

キャラが濃い過ぎる主人公の猛アタックを
毎回かわしている。





シで、はじまる恋愛映画(洋画編)



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以上初稿
人生は、奇跡の詩~ドンキホーテのような男の純愛