ヒューグラント特集



いつか晴れた日に(1995)



ジェイン・オースティン原作「分別と多感」


いつか晴れた日に [DVD]/エマ・トンプソン,ヒュー・グラント,アラン・リックマン
¥2,000
Amazon.co.jp



★女性は付属品の時代



女性は遺産相続の権利がなく、

男だけに相続の権利が

あった頃のイギリスの話しで

主人がなくなり、長男に遺産相続され

三人姉妹は長男の元で生計を立てることになるが

長男の妻(ファニー)が横柄な態度で

三人姉妹を家から追い出そうとする。

そんな時ファニーの弟(ヒューグラント)が訪問して

長女エレノアは弟に心惹かれるが

貧乏すぎるとファニーは反対する


★女性は結婚がすべて



話しはジェイン・オースティンものの共通で

三人姉妹の結婚のゆくえが中心

この時代は、女性は結婚しない限り、生活ができないからだ。


★エマ自ら脚本



エマトンプソンの演技好きだ
「日の名残」から好きになった。

エマが脚本を担当しており
思い入れのある作品なのだろう
映画の脚本は初挑戦だったにもかかわらず、
第68回アカデミー脚色賞を女優として初めて受賞


★題名



分別と多感(ふんべつとたかん、Sense and Sensibility は

「知性と感性」という題の翻訳もある。

僕的だと知性は長女 感性(多感)は次女

二人の真逆な性格の姉妹を意味していると思う。


★基本情報

監督: アン・リー.

出演: エマ・トンプソン, アラン・リックマン,
ケイト・ウィンスレット・ヒューグラント