椿姫~原作を語りたい
病弱だが、フランス一の美貌で
<椿姫>と言われた娼婦と、
田舎出の金持ちの息子(ボンボン)との
すれ違いのラブストーリーで
「椿姫」はフランスでは恋愛古典となるだろう。
イギリスでは「プライド(高慢)と偏見」
日本では「源氏物語」、
アメリカでは「風と共に去りぬ」に匹敵する。
オペラ化されて、La traviata(ラ・トラヴィアータ)
『堕落した女』を意味する題がついている。
「プリティウーマン」で、ジュリアロバーツが
このオペラを観劇して、涙したところは印象的だ
「プリティウーマン」で流れる以下の曲は椿姫にふさわしい名曲だと思う
♪オペラ「椿姫」第2幕 第1場 神様、力をお与え下さいまし
http://www.youtube.com/watch?v=1SKeHPA_HGE&feature=related
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映画を観た1936年制作、
監督はジョージ・キューカー.
出演グレタ・ガルボ, ロバート・テイラー
グレタガルボの美貌は原作のイメージに似ているが
ハリウッド映画なので
フランス的というか日本人が好む<おくゆかしさ>がない。
率直でストレートな気持ちを好むアメリカ人には
<おくゆかしさ>は理解できないのだろう。
原作を小学生の頃読んで涙した自分には、
その点で、映画は別物になってしまった。
それで原作を話したいと思ってしまいました。
つづく