大鹿村騒動記~ゆるす~アダもウラミも、これまで、これまで
大鹿村騒動記(2011)A
素晴らしい作品だと思う。
名役者そろいぶみ
原田芳雄、大楠道代、岸部一徳、佐藤浩市、松たか子
石橋蓮司、でんでん、小野武彦、三國連太郎、瑛太
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日本人は「過去を水に流す」民族だと思う。
度重なる津波で絶望しないように蓄積されたDNAだろう。
日本人を末代まで恨みづ続ける韓国中国人との違いがそこにある。
日本も昔「任那」「元寇」で
韓国中国人に、ひどいことをされたが
日本人は忘れてしまう民族だと思う。
本作のテーマが「ゆるす」ということ
友人と駆け落ちした妻が18年後に戻ってくる。
戻った理由は妻が認知症になって、
友人を忘れてしまって、
夫のことしか記憶にないという。
夫は妻を許せるだろうか
大鹿村で300年続く歌舞伎のテーマも同じゆるす
景清の台詞「アダもウラミも、これまで、これまで」
主演の原田芳雄が
公開3日後の2011年7月19日に死去
そう思えば死相を感じた。
死を覚悟しても、
よほど演じたかった作品だったのだろう。