ゴールデンスランバー～だらだら感想（３）本作のキーはキルオ
写真は
濱田岳×中村義洋監督
逃亡を助ける通り魔キルオで、
本作を好きになるか嫌いになるかが
はっきりすると思う。
突然理由もなく出てきて逃亡を助ける
「アヒルと鴨のコインロッカー」の余韻がなければ
白けていたかもしれない。
伊坂さんがキルオ＝濱田をイメージしてあて書きしたそうで、
キルオは伊坂作品「アヒルと鴨のコインロッカー」で
怪演した濱田の演技の延長線にあると思う
同じキャラクターに思えた。
伊坂作品「フィッシュストーリー」にも出ていますね。
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★なぜ助けたかの勝手な想像
ショットガンを持つ男（警官）に復讐したかった。
警官嫌いな伊坂さん、
初作「オーデュボンの祈り」でも
城山（警官）に復讐する。
伊坂作品で起こる奇跡的な偶然のひとつで、
キルオの助太刀の理由は謎のままが、伊坂流なんです。
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バックナンバー
ゴールデンスランバー（１）伊坂作品はパズルだ。
http://ameblo.jp/rennaieiga/entry-11307875734.html
ゴールデンスランバー（２） 伊坂独特の料理法、そのこだわり
http://ameblo.jp/rennaieiga/entry-11310443232.html