恋人たちの予感(特別編) [DVD]/ビリー・クリスタル,メグ・ライアン,キャリー・フィッシャー
Amazon.co.jp


恋人たちの予感(1989)


変わったラブコメですね。

男女の11年にわたる愛と友情の軌跡を描く。


初対面で、最悪だった印象を

お互いに持った二人が、

“男女の間に友情は成立するか”

という命題に苦悩しつつ、

11年の後に結ばれる

コメディ・タッチのラブ・ストーリー。

★有名な4人の電話会話シーン
60回撮影してやっと撮れたそうだ。


村上サガンの映画ブログ


★メグライアンの髪型が
時代で変わるのが
見ものですね。

一時ブームとなった
ファラ・フォーセットの
(サーファー)髪型が懐かしい


★恋愛の本音が次から次にでてくる。

Sでは絶叫の演技をしていると

女性は言う。
  
Sが終わった後に、

男は我慢してじっとしていなければならない。

それが耐え切れなくなって結婚するんだと男は言う。

★メグのファンションショー
衣装は最高 
特にパンツルック最高
メグの様々な髪型が見れる 

★ソース

監督は「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナーで

ロブの実話がベースになっていて

女性には不器用な人物のようですね。

ガサツで女性に鈍感すぎるところが

みていてイライラしてくる。

★男優

男優ビリー・クリスタルはラブコメ向きではない。

ビリーは本作で高い評価のようだが

冷血殺人鬼のような目をしていますね。


★字幕が良くない

字幕が長すぎる。

短くならないだろうか?

最初字幕で観賞したために

良さが半減したことわかった。

吹き替えで観なおして

良さがわかった。

恋愛映画は会話がすべてだ。

字幕で笑えなかったが

吹き替えで観たら笑える。

「MRMRSスミス」でも同じ経験。

字幕のできが悪いと

感動が半減することを知った。

★演出は最高だが、

劇的ひねりなし、

最後のオチなしが残念。

音楽は最高


★引用される「カサブランカ」

恋愛映画の教科書

「カサブランカ」の引用が多い。

1.なんでバーグマンは飛行機に乗ったかで
  二人で口論する。

2.深夜電話で会話している。
  お互いカサブランカの映画を見ながら。

 「バーグマンは控えめな女さ」

 「わたしは?」 

 「控えめでないな」

3.カサブランカの最後シーンが流れる
  ”ルイ 美しい友情のはじまりだな”

 「映画史上、かつてない名セリフだ」

 「う~~ん すてき」

4.「ペッパー」

 お互いにボギーの言い方を真似しあう


★監督が作品を語る

突然老夫婦の
なれそめのインタヴューシーンになる。
話しは本当だが、
本物の夫婦に出演してもらうと
みんな緊張してしまい
すべてプロの俳優に演じてもらったそうだ。

4人で脚本を作り
女性も参加しているので
女性面がリアルに思えた。


★音楽がしゃれている。

ハリーコニックjr の

ひと味違うスタンダードの曲が流れる

監督はハリーのピアノは
BエバンスとTモンクの中間の音
独創的なピアニストだと言っている。

好きな曲
BUT NOT FOR ME
が3回もでてくる

★基本情報
製作・監督はロブ・ライナー、
共同製作はアンドリュー・シャインマン、
脚本はノーラ・エフロン、
撮影はバリー・ソネンフェルド、
音楽はハリー・コニツク・ジュニアが担当。
出演はビリー・クリスタル、メグ・ライアンなど。