あなたに恋のリフレイン(1991)
「恋するベーカリー」で元夫を演じた
アレック・ボールドウィンが
やはり寄りを戻す元夫を演じた映画です。
本作でキム・ベイシンガーと
3度も離婚結婚を繰り返します。
この二人(アレックとキム)は
本作共演で実際に結婚します。
本作のモデルはエリザベステーラーでしょう。
エリザベスは3回も同じ相手と離婚結婚。
★映画しょーとショートSHORT
傑作じゃないけど、僕的に後を引く作品
4回も同じ人と結婚するだろうか?
ありえないけど
実際のモデルがいますからね。
あまりに珍しいので
映画になったのですね。
主人公の女性はマフィア幹部
バクジー(ラスベガスをつくった)の娼婦。
それに手を出した。
マフィアの掟で殺されるだろう。
それが免れている。
ありえない。
その点もうまく脚本力で納得させてほしい。
ささいな口論で2回は別れている。
4回も結婚記念日が
あるのがいいのかどうか
だらだらとした妥協した恋愛より
さっと別れて
その間に相手への思いを蓄積させ
次に再会した時に
その思いを爆発させる恋愛なのか?
★映画基本情報
原題
THE MARRYING MAN TOO HOT TO HANDLE
監督 ジェリー・リース
製作 デヴィッド・パーマット
脚本 ニール・サイモン
出演者
キム・ベイシンガー
アレック・ボールドウィン
音楽 デヴィッド・ニューマン
撮影 ドナルド・E・ソーリン
★概要(allcinemaから)
1940年代のロスを舞台に、
なんと4回結婚したカップルの恋模様を描くコメディ。
大金持ちのプレイボーイと酒場の美しい歌手が
結婚と離婚を繰返し、その度に周囲の人間達
を巻き込んで大騒動を展開する。
脚本が喜劇の傑作を
書き続けてきた戯曲家ニール・サイモンだけあって、
主役のカップルの騒動に
翻弄される人々の可笑しさを
存分に描き、ベテランの味を発揮している。
A・ボールドウィン演じるプレイボーイの、
出生から今日までの
生い立ちを説明するシーンが
いかにもサイモンらしい
皮肉っぽいナレーションで笑える。
監督のJ・リースは
「トロン」のCG部分の演出や、
ディズニーの元アニメーターで、
本作が劇場の実写映画デビュー。
第12回ゴールデンラズベリー賞最低女優賞
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<以降ネタバレご注意!!>
4度目の求婚をするシーン
果たして彼女は応じてくれるか?
彼女が歌っている店に何度も通いつめる。
婚約指輪をみせつける。
彼女は歌いながら舞台をおりるが、
男を無視して他の客に近づく。
しかし舞台に戻る最後に男に近づいた。
そして彼女が男のテーブルを離れた時に
男は気づく。
自分が用意していた婚約指輪がないことを。
そして・・・
舞台に戻った彼女の指に、
その指輪があることを発見する。
彼女も男を待っていたのだ。
おそらく来るだろうと思われる店で歌いながら。