ロマーリオ「おいおい」
デイジー「あれって…」
ディーノ、ニヤリ顔
草壁「手錠…!?」
雲雀「覚悟はいいかい?」
手錠の片方の輪に内側外側それぞれ何本か棘が生えてる。
校舎をバックにズン…と雲雀とデイジーが対面してる絵。
デイジー(手錠……手錠が雲の守護者のボンゴレ匣か…
たしかに炎をおびたトゲに殺傷能力はあるだろうけど
人を捕まえるのに使う手錠だ…白蘭様からはまだボンゴレ匣の情報をもらってないけど…
手錠っていうのはどう考えても…)「僕チン向けだ」
デイジー。雲雀、タとダッシュして、ビュッ、ガガと戦闘開始。
手錠の棘がデイジーの頬にドッと突き刺さって肉がえぐれるけど
デイジー「効かない」
グチュと肉再生。
デイジーパンチが雲雀の顔面狙うのをよけて、延びたデイジーの手にガシャンと
棘のついてる方の手錠輪をかける雲雀。
雲雀「もう逃がさないよ」
デイジーの手首がギュルッと再生して、手首先と腕が繋がる。
その腕でそのまま雲雀にバキッっと顔面グーパンチ。
吹っ飛ばされてドオッと校舎に叩きつけられる雲雀。
ロマーリオ「何だってんだ今のは!?」
ディーノ「自分から腕を切断したのか…」
草壁「きょ…恭さん!!」
ディーノ、ハッとして「トカゲの時切(じせつ)…
トカゲは自ら切った尾を再生できるという…」
ロマーリオ「だが再生が早すぎねーか?」
ディーノ「奴のリングの属性を考えれば可能だ」
ロマーリオ「ありゃあ晴の炎だな…
あっ そうか 晴は活性!! 細胞の超活性か!!」
雲雀、激突した校舎からガラ…と出てくる(立ち上がる?)
デイジー「修羅開匣は能力の掛け算なんだよ」
解説要員達「!?」
デイジー「匣アニマルの持つ特殊能力と人間の能力が掛け合わされて
あらゆる生命体のリミッターを超えた能力を生み出すことができるんだ
だからトカゲのしっぴでは考えられないことも」
グチュと輪切りされたデイジーの手首だったものが動き手の形に再形し
雲雀「!」
ガッと雲雀の首を絞める。グチャアアと頭部が生える。
草壁「ちぎれた腕から体が!! 全身を再生できるのか!」
ドッっとトンファーで元手首をベシャッっと薙ぎ払い、ダッっとデイジーの前に立つ雲雀。
デイジー「残念だけど君のボンゴレ匣と僕チンと相性最悪さ
もう諦めてユニ様の居場所を吐いちゃいなよ」
雲雀「いらないな」
デイジー「?」
雲雀「その程度なら武器(トンファー)はいらない」
ヒュッ、ヒュッと二つの手錠を左右それぞれの人差し指で回している雲雀。
デイジー「……ん?
あれ!? 手錠が…」
草壁「いつのまにか2つに…」
雲雀「校舎を壊した罪で 君を逮捕する」
ヒュンヒュンヒュンと4つの手錠を回す雲雀。
ロマーリオ「4つ!!」
ディーノ「あいつ…何をする気だ?」
デイジー「面白い手品だねでも
手錠をいくつ増やしたところで同じだよ!!」
雲雀「僕も同感さ」
デイジー、ズババとパンチを繰り出すもビュッとよける雲雀。
2つの手錠をデイジーの左右の腕にガシャ、ガシャと掛ける。
雲雀「10や20ならね」
デイジー「?」
ボンゴレリングがコオオオオと光ると、デイジーに掛けられた手錠の輪が
ガシャシャシャと増えていく。
デイジー「!?」
解説要員達「!!!」
ガシャシャシャとどんどん増えていく輪っか。
ビュンっと鎖が延びて来て
デイジー「ぼっ!!?」
ガシャアンと体に輪っかが巻きついて身動きとれなくなる
デイジーに向かって雲雀は言った
草壁「てっ 手錠が拘束具のように!!」
ディーノ「自切するスピードを上回る雲属性の増殖!!
…にしても…こんな形態になるのか!!」
デイジー「こんなの……聞いてない!!」
雲雀「君……死にたがってたみたいだけど そんな甘えは許さないよ」
デイジー「え?」
雲雀「しめあげよう」
デイジー「し!!! しまるぅ!!!効いてない!! 白蘭様に聞いてないよ!!
手錠がこんな風になるなんて!!苦チィー!!」
ディーノ(お前の思惑通りだぜ入江正一……
他のパラレルワールドで作られなかったボンゴレ匣は……まだ白蘭に攻略されていない!!)
デイジー「ぼ…ばふっ」
雲雀「思ったより情けないね君が死にたくても死ねないのは晴の活性の炎が
体内を巡っているからだろ?これは風紀委員が没収する」
そう言い雲雀はデイジーのリングを没収した
デイジー「う…」
ディーノ「リングをとっちまえば真6弔花といえど…ただの人間も同然だ」
おお、とディーノの横で興奮していた草壁が
「やりましたね恭さん!! さすが委員長!!」と雲雀に駆け寄る。
『ツナ聞こえるか?』
ツナ「あっ この声!!」
獄寺「跳ね馬っスね!」
ツナ「え… はい… はい… 本当ですか!!」
「雲雀さんが真6弔花のデイジーをやっつけたって!!」
「ワ―――――すごい!!」
「やったな!!」
リボーン「当面の危機は去ったな」
獄寺「もう敵も打つ手がないっスからね!!」
ビアンキ「もう大丈夫 これでユニは見つからないわ」
ユニ「はい」
川平「…………じゃあ あたしはこの辺で失礼するよ
しばらく旅に出て店は空けるから好きなだけ自由に使うといい」
ツナ?「ええ!?」
ツナ「ちょっ急に…!!」「まっ待ってください!!」
銃を構えるリボーン「まだおめーのこと聞いてねーぞ 何者なんだ?」
川平「ん?」
川平「私は3年前にポックリいったこの店のおばーちゃんの息子 川平ですが?」
ツナ?「いやっ そーいうことじゃなくて!!」
川平「君達には一つ貸しだよ」「じゃ」
リボーン「ちっ」
ツナ「あっ ちょっ…」
ユニ「……」
ツナ「っていうか何やってんだお前!! 助けてもらっといて銃向けんなよ!!」
リボーン「…………どうも奴は好かねぇ……」
山々の間から立ち上ってる狼煙か光かの線がある絵。
空を飛んでいるブルーベルと桔梗、線を見て
桔梗「やはりあれは…」
タタンッと森の中に降りる二人。目の前にサラサラサラ、ドンとトリカブトが現れる。
ブルーベル「びくっ (O?O)」
桔梗「ご苦労ですトリカブト」
「守ってくれていたのですね」
でっかい繭の中に天使の羽生えた人影。
ブルーベル「これが瞑想?」
桔梗「ブルーベル 邪魔をしてはいけない 向こうへ行きましょう」
ブルーベル「…すごいね…はじめて見た……」
桔梗「本来は本部の最深部での儀式ですし最近は行われていませんからね…」
ブルーベル「あーやってパラレルワールドをのぞくんだね」
桔梗「実際は入江正一が言っていた程簡単なものではありません…
無理をなさらなければいいのだが…」
ザバババッと繭が割れる。見守るトリカブト、ブルーベル、桔梗の前に
中から「ハァハァ…」と白蘭が出てくる。
「…………見つけた…
川平という不動産屋だ」