私が17の時だった
高校を一年で辞めて働いていた私は、働いて稼いだお金はほとんど飲み代に消えるほど毎日のように友達と飲み歩いてた
当時うつ病を持っていた私は(自分がうつ病と気付いたのは結婚後のこと)、酔うとハイテンションになるけどアルコールが抜け始める朝方になると
「何のために生きてるのか」
「どうして私は幸せになれないのか」
など思考がネガティブになり毎日のように泣き、自暴自棄になっていた
誰かに必要とされたくて、
誰かに解ってもらいたくて、
誰かに愛されたくて頭を撫でてもらいたくて、街で声をかけてくる男たちと体を重ねる毎日
でもそこには「愛」なんてなかった
「一晩だけの関係」
知ってて自分を安売りした
自分のこの寂しさや不安を
「大丈夫だよ」
って、たとえ一晩だけでも甘い言葉で包んでもらえるのは、この上ない安心感があった
だけど恋愛をする気にはなれなかった
二年付き合った男に浮気や金を貢いで
精神的に辛かった時期で、もう一度誰かを信用するなんてできなかった
たぶんこの二年付き合った男のせいでうつ病になったんだと思う
「こんなに頑張ってるのにどうして彼は解ってくれないの?」
「みんな頑張れ頑張れっていうけど、これ以上何をがんばればいいの?」
そんな闇の中を彷徨って、アルコールでハイテンションになって自分の気持ちを誤魔化し続けていた
そしてアルコールが抜け始めると一人で泣き続けた
そんな暮らしの中で、一人だけ私に厳しい人がいた
別れた旦那だ
当時はただのメル友
友達以下。
暇な時にメールするだけ。
特別会いたいとも思わなかったが、ただ、こんな私の生き方も考え方も隠さず話せる唯一の存在ではあった。
いつものように友達と飲み歩き、声をかけてきた男たちとカラオケをしてたときに運命は変わった。