レンクウ公式LINE

どん底から這い上がる人生逆転の処世術

↓

友だち追加

 

私の記事をお読みいただく前に、
私のプロフィールをご覧ください♪

 

こんにちは、
レンクウです。

 

この記事は、
すべて私が実際に経験した
事実に基づいて書いています。

 

 

こんにちは、
レンクウです。

 

前回は、香港で
8,000万円を騙し取られ、
会社が存続の危機に陥ったお話をしました。

 

今日は、そこから
会社を立て直そうともがいた私が、
さらに深い闇へと
足を踏み入れてしまうお話です。

━━━━━━━━━━━━━━━

■ ゼロからの再スタート

 

傷心のまま、
私は日本に帰国しました。

 

会社を立て直すために、
苦渋の決断を下します。

 

創業当時から私が1人で制作し、
唯一利益を出していたシリーズだけを残す。

 

そして、
社員のリストラ。

 

共に戦ってきた仲間を
手放すのは、
身を切られるような思いでした。

 

それでも、
会社を残すためには
他に道がありませんでした。

ゼロからの、再スタートです。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

■ 「これだけの実績があれば」

 

創業から15年。

売上は、約100億円。
納めてきた税金は、約1億円。

 

「これだけの実績があれば、
銀行も力を貸してくれるはずだ」

 

私はそう信じて、
銀行に融資の申し込みに行きました。

 

私「DVDの売上が落ちているため、
黒字のシリーズ作品の制作に
集中したいと考えています。


私「制作費として、5,000万円の融資を
お願いできないでしょうか」

 

担当者「大変申し訳ございません。
当行の規定上、
AV制作に関わる融資は
お断りしております」

 

私「えっ……どういうことですか?
儲かっていたときは、融資は必要ありませんか?
って営業されていたじゃないですか!?」

 

担当者「昨今は、
コンプライアンスの問題もありまして……
昔のようにはいかないんですよ」

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

■ すべての銀行に断られて

 

他の銀行にも、
片っ端から申し込みました。

 

結果は、
すべての銀行から「お断り」。

 

15年間、
1億円もの税金を納めてきた。

 

それなのに、
困ったときには
誰も手を差し伸べてくれない。

 

「都合のいいときだけ税金を取って、
都合が悪くなったら切り捨てるのか」

 

当時の私は、
この国の仕組みそのものに
怒りが収まりませんでした。

 

いつか絶対に見返してやる!

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

■ ボロボロになっていく会社

 

銀行は、もうあてにできない。

 

私は社員に会社の現状を正直に伝え、
最低限の営業と制作だけで
売上を上げることに集中しました。

 

ところが、
業績が悪くなると、
会社の中まで崩れ始めます。

 

自分で商品を企画し、
会社を通さずに取引先の問屋へ売り込み、
その売上を問屋と山分けする社員まで
出てきたのです。

 

会社として売れば、
会社の売上になるはずの商品。

 

それを、
自分の懐に入れようとする。

会社の体制は、
もうボロボロでした。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

■ 社長室の机の上で眠る日々

 

家に帰るのは、
毎日、明け方の4時か5時。

 

帰って少し寝て、
シャワーを浴びたら、
すぐに会社へ。

 

そんな生活が、
半年以上続きました。

 

妻とは、
顔を合わせれば喧嘩ばかり。

 

子どもたちと話す時間も、
極端に減っていきました。

 

やがて私は、
会社近くのビジネスホテルに
泊まるようになります。

 

でも、
そのホテル代すら惜しくなりました。

 

当時、会社はビルを一棟借りていました。

地下は倉庫。
1階はビデオのダビング工場。
2階は事務所。
3階は、グループ会社の
インディーズレコードレーベルと社長室。
4階は撮影スタジオ。

 

私は毎晩、
社長室の会議机の上で眠り、
朝はスタジオのシャワーを使って
仕事に向かうようになりました。

 

年商18億円の会社の社長が、
会議机の上で寝ている。

 

誰にも見せられない姿でした。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

■ 娘の笑顔だけが、救いだった。

 

そんな日々の中で、
唯一の安らぎがありました。

 

週に1回だけ自宅に戻り、
娘を連れて、
青山通りにあった「こどもの城」に
遊びに行くことです。

 

何も知らずに、
無邪気に笑う娘。

 

その笑顔だけが、
心を病みかけていた私に
勇気を与えてくれました。

 

「この子のためにも、
絶対に会社を潰すわけにはいかない」

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

■ 越えてはいけない一線

 

しかし、
ついに資金繰りが回らなくなりました。

 

社員の給料だけは、
1日たりとも遅らせたくない。

 

その一心で、
私は越えてはいけない一線を
越えてしまいます。

 

闇金から、
お金を借りてしまったのです。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

■ 今、振り返って思うこと

 

銀行に断られたとき、
私は怒りでいっぱいでした。

でも今なら分かります。

 

銀行に断られたことよりも、
本当の問題は、
私が「稼げているうちに」
備えをしてこなかったことでした。

 

順調なときに、
次の柱を作っておく。
いざというときのお金を残しておく。

 

それを怠った私に、
銀行を責める資格は
なかったのかもしれません。

 

そして、もうひとつ。

 

あのときの
「国は都合が悪くなると切り捨てる」
という怒りは、
私の心の奥にくすぶり続け、
のちに大きな過ちへと
私を導いていくことになります。

 

怒りは、
一時的な力にはなっても、
正しい判断を奪っていく。

 

それも、
身をもって学んだことのひとつです。

 

もし今、あなたが
お金に追い詰められているなら、
どうか私と同じ道だけは
選ばないでください。

 

闇金は、
一時的に苦しみを止めてくれるように見えて、
必ずそれ以上の苦しみを連れてきます。

 

借金で行き詰まったときは、
一人で抱え込まず、
法テラスや弁護士、司法書士といった
専門家に相談してください。

 

逃げ道は、
あなたが思っているより
たくさんあります。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

■ 次回予告

 

連載10話|闇金から始まった倒産へのカウントダウン。年商18億円から負債7億円の現実

 

「社員の給料だけは守りたい」

 

その一心で手を出した闇金。

しかし、それは


救いの手ではありませんでした。

鳴りやまない取り立ての電話。

膨れ上がっていく利息。

 

ひとつの穴を埋めるために、
また別の穴を掘る日々。

 

この日から、
会社倒産へのカウントダウンが
静かに始まっていたのです。

 

15年かけて築き上げた会社が、
音を立てて崩れていく。

 

そして40歳の私を待っていたのは、
負債7億円という現実でした。

 

次回、連載10話。

どうぞお楽しみに。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

 

生き方ランキング
生き方ランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 第二の人生・第三の人生へ
にほんブログ村