微熱は相変わらず続いた。

もし体調が回復しなかったら、仕事、続けられないかもしれない・・・。

お金どうしよう。

心配・・・。

泣く泣く仕事に復帰したDASH!DASH!

 

私の仕事、同僚達が手分けをしてやってくれていた。

いつもは仕事が増えるの嫌って言ってたけど、しっかりカバーしてくれていた。

 

というよりも・・・。

むしろ和気あいあい。

私が居ない方がせいせいしているようにも見えたショック

 

誰も困ってないじゃん。

内心、焦った。

デイスプレイに目くじら立てたり、細かいことの指摘をして存在感をアピールした。

責任ある立場の確保に躍起になったプンプン

 

その頃、2回ほど会ったことのある男性とメール交換するようになった。

長期に及んだ海外事業。

プロジェクトの責任と激務。

一見そうは見えなかったけど中々の苦労人真顔

仕事に追われ、心身のバランスを崩し、ヘトヘトになった経験有り。

年も離れてて、職種も全然違う人。

めちゃくちゃタイプとは言えなかったけど、私をとても心配してくれた。

話していると何だかホッとした。

今まで出会ったことのない、思いやりのある人だったうさぎリンクスロップイヤー

 

私の仕事は休日が最も忙しい接客業。

入社して10年。

土日、祝日、仕事を休むなんてとんでもない、と思ってた。

それが、『たまには休んでみようかな?』と思った。

仕事より恋愛かも!!

ちゃっかり休んで彼とドライブに出かけた。

それからは何度も食事に行った。

和食、イタリアン、フレンチ、中華。

とっても美味しくてすごく楽しい!!

22年間、食べたら負け、太ったらおしまいと思ってたのに不思議。

彼といるととにかく安心した。

そのせいなのか分からないけど、いつのまにか太ると認めてもらえないという考えは消えていた。

楽しみながら何でも食べられるようになっていたうさぎリンクスロップイヤー

 

背中の痛みを彼は気にしてくれた。

『医療にだけ頼ってもダメだと思うよ』

行きつけの治療院を紹介してくれた。

『随分我慢して来たね。背中に全部出ているよ。』

『膵臓なんて悪くない。』

治療院の先生、背中を触って、ひどいこりだと驚いていたガーンあせるあせる

小さい頃からずっと親に気を使ってた。

長年の過食嘔吐はとてもストレスだった。

だからといって我慢と緊張のせいで背中が痛くなるの??

何を言われているのか、すぐに理解は出来なかった。

でも・・・、だんだん腑に落ちてきたライラックネザーランドドワーフ

 

出会って半年。

現金だけど、仕事はどうでもよくなっていた。

早く結婚したい!!

 

両親の喧嘩をずっと見てきたせいか、あまり結婚に夢は持っていなかった。

『恋愛で過食嘔吐克服』なんて、ありえない!と思ってたうーん

そういうのよく聞くけど、絶対無いむかっむかっ

もっというと、そういう話、嘘くさくて大嫌いだったねー

それが・・・。

可愛い奥さんになりたい!!

彼と出会って、人生観、ガラッと変わっていた。

彼の優しい言葉、人を思う気持ち、損得勘定など一切ないまっすぐな気持ち。

不思議なくらいすーっと心に入ってきた。

 

親から受けた虐待、仕事の不満、お金の心配。

誰にも言えず、ずっと隠して来た惨めな人生。

本当はすごく心細かった。

初めて全てを打ち明けた。

 

『宵越しの金を持たない人って初めて見たビックリマーク

『よし、裸一貫で来い!!』

 

『やったー音譜

迷わずさっさと結婚したニコニコ

       

 〜end〜

 

過食嘔吐22年、その1〜4まで読んでくださって、ありがとうございました。

摂食障害、過食嘔吐の症状がどうして消えたのか、ずっと考えているのですがはっきりした理由はどうしても分かりませんでした。

治った理由を説明できる方、治す方法を教える事が出来る方がうらやましいです。

『こうしたら過食嘔吐が消えた!』と言いたいところですが、そういう肝心なところが抜けているのが、私らしいかもしれません・・・。

過食嘔吐をしないために、お酒で気分を紛らわせるとか、外出するとか、決まったものだけを食べるとか、色んなことを試しました。

でも何をやってもダメでした。

過食嘔吐しないために何かをして、その時はなんとか抑えられてたとしても、あとで必ずと言っていいほどやっぱり過食嘔吐しました。

これはあくまでも私のことですが、過食嘔吐をしないために何かをしても、まったく止むことはありませんでした。

 

過食嘔吐をやめられたのはやめようと思ってやめたんじゃないんです。

『あれ?いつから過食嘔吐してないんだっけ?』と随分経ってからやめている事に気がつきました。

そのくらいやめることに対して意識していませんでした。

 

ただ思い出せるのは、痩せることが人生の一番の目標でなくなっていた。

ということです。

結婚したいとか、これから住む家のトイレでは吐きたくないなとか、こうしたいな、ああしたいな、と初めて痩せること以外で、前向きになってたと思います。

普通の人からしたらえっ?何?そんなこと?!と思うかもしれませんが、私にとって、予想外のことでした。

期待でいっぱい、ワクワクしました。

 

体調不良になったこと、そして友人も去って、お金も底をついて、どん底をみたからなのか、それとも彼が優しい人だったからなのかは分かりません。

彼との出会いで、大切にされたり、そして大切に思うことで人って安心できるんだな。

そういうの、いいなもんだな、なんて感じました。

痩せていなければいけないという気持ちより、健康で可愛い人と思われたい。

彼の家族、親戚にも受け入れて欲しい。

それなら健康にならなくちゃ!と思いました。

痩せていなければいけないというそれまでの考えが一変しました。

『平凡』『普通』

この安心を知った時、無理することをやめられました。

ご飯が美味しいって感じることが出来ました。

 

私が22年間で感じたこと。

それは、人はそれぞれと思いますが、あまりにも無理をして痩せるとか、必死に何かをしすぎたら、後からしわ寄せがくるものかもしれないな、と思いました。

少なくとも私は、無理をすればするほど、そのしわよせは、大ごとになってしまうタイプのようです。

 

しわよせはもうたくさん!!

それならば気負いなく、自然に、素の自分を生かすことが出来たらいいな。

な〜んてとやっと思えるようになりました。