コラムNo.4 『交流』『賽』 に向けて
5月の交流賽まで一か月弱となり、練習に熱が入っていることでしょうネ。
中国語の『賽』には「優劣を比べる。競う」の意味があるようです。しかし、我々愛好者の目標は順位ではなく、より高い技術の向上だと思っています。『賽』の対象は、ほかのチームではなく、昨日までの自分です。それも仲間達と一緒に…
そのためには、練習の数を増やす以外にない? 昔、林先生が「オレは同じ動作を繰り返して、いつまでも稽古することができる」と言っていました。太極拳の指導の際ですが…
そう思って稽古をしていると、あるときポッと頭の中に電気が点ることがある。「アーッ!
これか!」です。人に教えてもらったことは忘れてしまうが、自分で気付いたことは忘れない。
とは言いながら『交流』も大切な目的。趣味を同じくすると、多くの方々と気軽に打ち解けることができ、なんとなく嬉しくなります。歳を重ねると友達は減りこそすれ増えることはない。
では、みなさん、5月にお会いしましょう。 【山田 寛】