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広報の松本です。
いい人ってなんでしょう。
決して嫌なことを言わない人ではありません。
けれども、イメージできるいい人とは、『嫌なことは言わない』『ネガティブなことは言わない』『頑張れと応援する』なんだかやたらとポジティブな人です。
いい人と評価されている人をよく見ていると、いい人に見られたい人と本当にいい人の二通りいるなと思います。
いい人に見られたい人は、自分が「いい人」と言われたい気持ちが強いため、本当にあなたのためを思って発言や行動をしているとは限りません。
あなたのためというよりは、きれいごとを言っていることが多く、あなたには合わないことや一般的ではないことを頑張れと強要していることもあるかもしれません。
一方で、本当にいい人というのは、ネガティブな感情が悪いわけではないと知っているため、ダメなことも頭ごなしに否定はしません。
頑張らずに諦めることがその人のためになることがあるということも知っています。
そのため、時には厳しいことも言ってきます。
あなたを思うあまり、あなたに嫌われるのも厭わないかもしれません。
けれどもそういう人が、いい人なのだと思います。
今日のお言葉
十人が十人とも悪く言う奴、これは善人であろうはずがない。
だからといって十人が十人ともよくいう奴、これも善人とは違う。
真の善人とは、十人のうち五人がけなし、五人がほめる人物である
(孔子)