アンチエイジング
スローエイジング
ナチュラルエイジング
いろいろありますが…
アンチエイジングって言葉だけは、あまり好きではなかったわたし。
だって…なんだか若さに執着するような不自然なイメージを持っていたから…。
でもここ数年で、特に50歳を超えたあたりから、わたしの中のアンチエイジングの概念がガラリと変わりました。
アンチエイジングの「若さに執着」したり「老化に抗う」という印象が、「自分を大切にすること」「自愛すること」「生活の質を高くする」のだという、そんなポジティブな印象に変化していっています。
老化とは生物学にいうと、身体が成熟した後に死に至るまでの衰退のプロセスです。
医学的にみた本来の「アンチエイジング」は、人の成長が止まった後に、見た目の老化現象とともに急激に落ちていく身体の機能のエイジング曲線を元に戻すのではなく、少しでもゆるくすることなのだそうです。
医学的なアンチエイジングは、どちらかというとスローエイジングのイメージなのね。
例えば暦年齢は80歳だけど、身体的な機能は60歳を保つ…そんなイメージです。
わたしも50歳を過ぎた頃から40代には想像もしてないほどのスピードで身体の変化を感じました。
そして現在60代を迎えて、考えられないほどの肉体の衰えを実感しています。
もともとアスリートだったので、確かにケガも多かったけど…体力や筋力にはそれなりに自信があったのに、今はあちこちにガタが来ています。
エイジングによって見た目や体力が落ちて、今までの当たり前が当たり前でなくなるということを体験するのはとても寂しいものです…。中には受け入れがたい人もいる事でしょう。
でも悲観してばかりは行けません。
身体は魂の乗り物です。自分をここまで運んできてくれた体に感謝して、まだまだこれからもわがままなわたしに付き合って、いろいろなところに運んでもらわなければならないので、いろんな経験を助けてもらわなければならないです。
だからもっと自愛しよう♡ いたわろう♡ メンテナンスしよう♡と、悲観を感謝と自愛に変換していきましょう。
アンチエイジング(スローエイジング)は、「いつまでも若いわねー」「いつまでもきれいねー」と、人からの称賛を得るためのものでなく、自分の肉体に対する感謝と愛なのです。