『八正道…苦滅の刃?』 | 新!広い空の下で…唱題行日記 結社だよ!!全員集合♪

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仙台駅前で、お題目をお唱え始めて早いもので10年が経ちました。

また、この度、自宅を結社とすることにしました。

駅前での唱題行とともに、更に真剣に精進していこうと思っております。

今日7月7日、あなたへ送る法華経からのメッセージは、

『八正道…苦滅の刃?』



『是苦滅道』

(ぜくめつどう)

※妙法蓮華経化城諭品第七から


この文言はお釈迦様が説かれた「四諦(したい)」に関する言葉です。


四諦とは、4つの真理、

①苦諦(一切は苦であるという真理)

②集諦(苦には原因があるという真理)

③滅諦(苦は滅するという真理)

④道諦(苦を滅する道があるという真理)です。


“是苦滅道”という文言は、『道諦』の事で、「道諦」とは具体的に『八正道』の実践を意味します。


では、八正道とは何かといえば、

8つの正しい実践、

①正見(しょうけん)…(正しく物事を見る)

②正思惟(しょうしゆい)…(正しく考え判断する)

③正語(しょうご)…(正しい言葉を使う)

④正業(しょうごう)…(殺生などを離れ、正しい行いをする)

⑤正命(しょうみょう)…

(理に叶う方法で、生計や心身を養う)

⑥正精進(しょうしょうじん)…(正しい仏道修行に励む)

⑦正念(しょうねん)…(邪念がなく、今この瞬間の状況に気付いている)

⑧正定(しょうじょう)…(迷いなく清浄にして精神を統一する)

の8つです。


全てに“正しい”という字が付きますが、「正しい」とは、


自らを拠り所とし(自灯明)、

宇宙の真理に照らし合わせる事(法灯明)から導き出されます。


拠り所とすべき自分が、本来の自分(感情に直結ではなく、感情がくれるメッセージに耳を傾けられる理性的な自分)であるか、仏種に照射する事が重要です。


自分を信じ、実践すべき正しい行いが8種類あり、それに基づいて生きていく事で、『苦』を滅することが出来る。


お釈迦様は、常に私たちのことを見守り、側に居て下さっています。

感受性を、磨いていきたいですね。


今日も素晴らしい1日をお過ごし下さい。