『自分を冷静に見つめる』 | 新!広い空の下で…唱題行日記 結社だよ!!全員集合♪

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仙台駅前で、お題目をお唱え始めて早いもので10年が経ちました。

また、この度、自宅を結社とすることにしました。

駅前での唱題行とともに、更に真剣に精進していこうと思っております。

今日7月1日、あなたへ送る法華経からのメッセージは、

『自分を冷静に見つめる』



『或在須弥峯 為人所推堕 念彼観音力 如日虚空住』

(わくざいしゅみぶ いにんしょすいだ ねんぴかんのんりき にょにちこくうじゅう)

※妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五から


この文言は、観音の力を念ずればこうなる、と記されている例の一つです。


「須弥山(しゅみせん)と呼ばれる、仏教で世界の中心とされる想像上の山の頂上から、誰かに押し落とされても、観音様の力を念ずれば、転落することなく、空中にとどまることができるでしょう。」

となりますが、

須弥山の頂上にいるというのは、宇宙の中心で調和が取れているということの譬喩で、その状態から揺さぶりをかけられても観音の力を念ずれば、つまり、

自分が観音様と感応していれば、

転落することなく、

太陽のように空中にとどまることが出来る、という意味になります。


私達は生きていればいい時も悪い時もあります。

調子が良く、精神状態が落ち着いている時は、須弥山の頂上で悠然としているような心持ちでも、


人に押し落とされた時にも、はたして同じようにしていられるか。


有事の時には本性が隠せません。


非常事態の時に“見たくない自分の醜さ”が浮上するものです。


そんな時には、自分の中にはこういう部分があったのだと、冷静に観察し、事実を認め、改めて観音様との感応(神仏の働きかけと通じること)を、試してみる。


トラブルはその都度違うように見えますが、


どんな場合にも、目先の現象に囚われることなく、


仏様の目線を持って自分の在りようを選択することが肝要です。


今日も素晴らしい1日をお過ごし下さい。