2024年が明けました。
そして今はもう、お正月飾りを神社に納める頃となりました😅。
災害や事故など、目まぐるしい幕開けとなった2024年ですが、
昨年の年末は、29日までお仕事があり、お陰様で忙しくさせて頂き、
大晦日には久しぶりに、山形の出羽三山神社にお参りに行って来ました。
今年は雪が少なく暖かい為、高速道路にも全く雪はありませんでしたが、山形に近づくにつれてチラホラと、田んぼや畑には溶け残った雪が見られるようになりました。
冬の間は、いつもは雪深く、凛とした佇まいの出羽三山神社も、今年は雨模様で、拍子抜けするほど雪はまったくありませんでした。
昼頃、神社に到着してお参りをし、来年のお札やカレンダーなどを手に入れて、
駐車場付近にあるお土産物屋さんで、甘酒と玉こんにゃくを食べながら、
お店のおばさんに、雪が少なくてビックリしたことを話すと、
おばさんも来年にない暖かさに、みんなビックリしていると話してくれました。
次々にくる、家族連れやカップルなどが、甘酒や玉こんにゃくを食べながら、お店のストーブにあたり、楽しそうに話をしている様子に、
大晦日のこのひと時、穏やかで暖かなこの時間が、何とも有り難く、かけがえのないものに思えて、こんな時間が全ての人の元に訪れる事を、心から祈りました。
出羽三山神社を後にして、次に向かったのは
志を持って、自ら即身仏になられた真如海上人のお姿がお祀りしてあるお寺、『大日坊』。
実は高校の夏休みに、一度来たことがあり、その時は、普通の高校生だったので、
『すごい人がいるもんだ』くらいの軽い氣持ちでお参りしたのですが、
よくよく考えてみたら、その当時、『即身仏となる!』と決めるには、一言では語れないほどの思いがあったことと思います。
撮影することは出来ないので、お姿の写真はありませんが、
自ら即身仏になり、祈り続ける力強さというよりは、どこか、はにかんでいるような、照れているような、そんな可愛らしさや柔らかさを感じるお姿でした。
一瞬、燃え盛るように情熱を込めて、祈ることよりも、
流れを止めず、しなやかに、穏やかに祈り続ける芯の強さを、そのお姿から感じました。
自分がこれから、祈るもの、としてどんな道を進むのかの、大きな指針となった再会でした。