20220529 午後


火曜日(25日)に私がYouTubeから配信したコラム動画(桑田佳祐氏の新曲「時代遅れのROCKN ROLL BAND」について)が、私の予想よりずっと多くの人たちにご覧いただいて驚いています。

私はこのブログでもYouTubeチャンネルでも、批判的なコメントもできるだけそのまま載せ、反論すべきはするようにしていますが、今回は私の動画の内容を全く無視してご自分の言いたいことだけ言われる方もいらっしゃり、これが多くの人たちに見てもらうことなのか、と改めて気を引き締めています。


さて、様々なコメントを受けた私の側から、今の時点で言いたいことをまとめます。

1、「個々の方についてよく調べろ!」というご指摘は今後も課題といたしますが、今回は、彼らが「1955年(度)生=同級生」ということが重要だったわけで、他のことについてはそもそもほとんど触れていません。また、曲に対する外部情報が多くなりすぎるのは、曲に対する敬意にかけると思います。

2、私は「芸術=創作」にとって、「違和感」は何より大事な力の一つだと思っていますし、今までもそう主張して来ました。1970年代後半のジュリーさんの姿は、この「違和感」で人々の心を掴んだわけです。今回の桑田佳祐さん、佐野元春さん、世良公則さん、Charさん、野口五郎さんが、「あれ? 何でこの五人が・・・?」と思われてこその曲を聞こうと思うインパクトになっているはずです。それぞれの方に詳しいファンの方には敬意を表しますが、全員に同じように詳しい方はめったにいないでしょう。だから、「あの人と一緒だなんて、面白い!」という反応が当然ではないですか。

3、2番とも重なるのですが、自分の好きなタレントさんに熱狂するのはいいですが、「彼について、こんなことも知らないくせに!」とか「◯◯より彼の方が凄い!」

というように、ついでに他の人をくさすことをする必要はないと思います。みなさん、自分の好きなタレントさんについて語りませんか。私はそうしていますし、そもそも嫌いなものについては語りません。

4 私は、この曲については、ギターサウンドでシンプルな曲を、作りたかったんだろうな、と思っています。5にあげた以外に、曲自体については今は語りたいとは思いません。

5  この五人が集まって、一曲残してくれたことに感激しています。


 長くなってすみませんが、以上です。


 最後に、野口五郎さんのブログがすごく良かったので、勝手にリンクを貼らせてもらいます。

 5月26日、27日が、特に感動しますよ。

野口五郎さんのブログ

 ↓をクリックして下さい。

  


 藤谷蓮次郎

  2022年5月29日