ひとりで行く宝塚歌劇団 雪組公演「蒼穹の昴」 | Perfect Combustion - The Adventure Never Ends! -

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大人になってもバカでありたいのですが、うまくいかず単に「痛い人」になってしまうのです。どうやったら素敵なバカ「Fantasic Silly」になれるのでしょうか。そんなことを毎日考え続けるブログです。



さむい
な今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。


今日は観劇DAY!
宝塚歌劇団 雪組公演「蒼穹の昴」





原作は浅田次郎氏の同名作品で、
清代末期の中国王朝を舞台にした長編歴史小説です。
今作は2017年宙組公演「王妃の館」、2019年雪組公演「壬生義士伝」に続く3本目の宝塚×浅田次郎作品ですが
ショーなしのいわゆる「1本物」は今作が始めてとります。

蒼穹の昴はシリーズ化していて、本作の続編に当たる小説も発表されていますが、
今回はその最初の「蒼穹の昴」がミュージカル化されました。


近年の宝塚歌劇では稀に見るレベルで専科さんがたくさんキャスティングされていて、演出の原田先生も相当力を入れたのではないかと感じました。


ただ、ミュージカル界隈、特にトップスターさん周りの人物描写を重視する宝塚では時間が足らなかった印象はあります。

興味深い登場人物の伏線まで回収するにほあと2作くらいかかりそう。
(ミセスチャンさんとか掘れそう)


とはいえやっぱり眼福なんですよね〜

春児さんをメインとして彩風咲奈さんに当てるのが本筋なんだろうけど
朝美絢さんに当てたのはとても意味をなす配役だったと思います。

今作で退団するトップ娘役の朝月希和さん、
トップ娘役さんの退団作品としては役が薄いというのはあると思いますが
中国王朝モノで王妃王室後宮がメインでない本作の世界観を考えれば致し方ないところではあります。

今作は娘役さんがおいしい場面がほとんどなく
次期トップ娘役の夢白あやさんも例外なく…って感じだったのは難しいですね。

ただ、全体を見渡せば華のあるスターさんが揃っており
雪組さんは若手不足だと言われていた時期もあったようですが
組替えなどもあってますます充実してますね〜


今作はマニピュレーションが充実していて
オケの良さと打ち込みの良さがハイブリッドになっていて興味深かったです。
中国風の音楽って効果音と相性いいですよね。


例によって初日=my楽になりましたが
日々の乾ききった生活が潤いました。


次の観劇は1月の星組さん!



皆様もご自愛くださいませ。




追伸




パレードの階段降り、えらいことになってましたね。