どうもー。たまには鉄分のない小説も。

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題名:小説 秒速5センチメートル
著者:新海 誠
出版社:角川文庫
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1、あらすじ
少年時代を一緒に過ごした男の子と女の子。
思春期を前に離れ離れになってしまう。
それぞれの心の葛藤とすれ違っていく想いは、
まるで桜の花びらが落ちる秒速5センチメートルのごとし・・・。

ネタばれしない程度に書くとすればこんなもんですかね・・・?

2、感想
元々アニメで公開された作品の小説版で、
一応この小説だけでも完結して楽しめるとのことで、実際そうでしたが、
これはやはりアニメありきの作品なのかなと思いました。

私は最初にアニメを見て、その後にファンブック的な感覚でこの小説を読みました。
(そうしている方が多かったので)

二人の手紙の内容を知ることができたり、アニメではよく描かれなかった花苗の心情が見えたりと、
ファン的に、「そこ見せて!」の内容が入っていてうれしかったです。でもやっぱりファンブックよ、これは。

おおむね満足ではあったのですが、ちょっと内容のかさましとも思える内容が多かったようにも思えます。
たかき君の仕事内容の詳細とか(プログラムの処理内容を何行も書かれてもね・・・)、電車の乗換案内とか・・・。
そういう意味では、やはりアニメ版が至高という結論になりました。

3、批評

★★★★☆:アニメで見られなかった部分を見れてうれしかった一方、小説としての拙さもあった。

以上です。

どうも~。読書の秋・・・なのか。

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題名:RAILWARS! 日本國有鉄道公安隊
著者:豊田巧
出版社:株式会社 創芸社
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1、あらすじ
民営化しなかった国鉄に高校生がインターンする、という話。
配属先は公安で、民営化を進めたい組織との闘いを描く。

2、感想
最初の刊ということもあり、まずは世界観や人物紹介にスポットを当てた内容であった。
おおまかにこの世界はどういう世界でこの人はこういう行動原理、ということが分かったので、
次巻以降に期待かな。
民営化しなかった国鉄の車両や制度の創作は割と現実的で違和感を感じなかった。
ある程度分かった上で作ってあるんだなと感心した。

3、批評

★★★☆☆:ひとまずこれからといったところか。

以上です。

どうもー。なんか読書ブログになりつつあるような・・・。まぁいいや。

※ネタばれを含むので注意です!

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題名:十津川警部 オキナワ
著者:西村京太郎
出版社:光文社文庫
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1、あらすじ
東京で殺された男の残したダイイングメッセージから沖縄の人物を十津川は沖縄に向かう。
沖縄では米軍基地に関連する武器の横流しと思われる犯罪と殺人事件が起こっており、
十津川の追っている殺人事件と関連があることが判明。
沖縄ならではの米軍がらみの捜査のし辛さに翻弄されながら犯人の逮捕にまい進する。


2、感想
読み終わって最初に抱いた感想は、もう十津川いらないじゃん!でした。
沖縄で起きた事件を沖縄の警察が捜査していて、十津川がそれに何か大きく貢献したわけでもなく、
途中からは沖縄の刑事が米軍がらみの捜査を自由にできないことに対する葛藤を書いているんですよね。
つまり十津川がほぼ出てこないんです。
東京側でやったこととすれば東京で殺された男の足取りを追うための聞き込みくらい。
なんか題名に「十津川警部」と入れて無理やり十津川警部シリーズの体を装っているかのよう。
題名はただ単に「オキナワ」でいいじゃん。

つまるところ、米軍からの武器横流しに関わる日本側の組織が、
そこから足を洗おうとする仲間とその関係者を裏切り者として殺す、
という形なのですが、
正直話が単純すぎて、それぞれの登場人物の掘り下げもなく、
報告を聞いているだけのような気分でした。

あと、物語中で、十津川ら警察も足取りを追っている比嘉さきこの妹・みどりが無鉄砲この上なく、
本人の性格という味付けを超えて、ただただ読んでいてイライラするだけでした。
失踪した姉を探すも警察の捜査の進展がないことに不服に思って自身で独自に動くのですが、
見知らぬ男・戸田に突然きさくに話掛けられて、大して疑いもなく事情をペラペラしゃべるし、
警察の捜査が進まないことに機嫌が悪くなって情報共有はしないし(余計に捜査が進まなくなる)、
それで姉から電話があったことを警察に伏せていたら姉は夜に轢き殺されるし、
証拠も何もないのに犯人を決めつけて米軍基地に乗り込んで、寝ている男を殺そうとするし・・・
(結局その人が犯人だったのですが、この時点では証拠は何もない)。

沖縄の警察もこういった動きを後から追うような形となり、
もう十津川警部シリーズというより比嘉警部シリーズなんじゃないかと思うほどでした。

最後、犯人は捜査権の及ばない米軍基地に逃げ込むのですが、
感染症の蔓延で、病院での治療が必要だから仕方なく米軍基地を出てきたところを逮捕、
という無理やりな終わり方も、後味悪く終わりにしたくないから
とってつけただけのような流れでした。

また、物語中で上記のように暴走する比嘉みどりは、旅行のコンダクターをしているのですが、
この仕事の様子もしっかり描かれています。吉田という夫妻や大学生グループの引率をして、
観光地を廻る様子になかなかのページ数が割かれていますが、彼ら観光客や彼女の仕事って、
物語とほぼ関係ないんですよね。そんなことを書くくらいなら
もっと本筋に関わる内容を入れてほしかった。

しかも、捜査に当たっていた沖縄の刑事(しかも警部)が途中で殺されているのですが、
結局誰が殺したのかという掘り下げは一切ないまま終わりました。
別に緊迫感が増すわけでもなく、この殺人で犯人につながり証拠が出るわけでもなく、
これは完全に無駄でした。


3、批評

★★☆☆☆:民間人が捜査を進めて警察が後を追うという意味が分からない物語でした。

以上です。

どうもー。久々の更新となりますね。
仕事しつつ、読書しつつ、気ままに生活しておりまして、
思うところを書こうと思って投稿です。今回は読書感想文ですね。

※ネタばれを含むので注意です!

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題名:特急ワイドビューひだ殺人事件
著者:西村京太郎
出版社:光文社文庫
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1、あらすじ
十津川がある日新聞で見つけた謎の新聞広告はどうやら列車番号であることを突き止め、
該当する列車「ワイドビューひだ」で張り込みを行っていると、殺人事件が起こった。
殺された人の名前は「ヒロシ」であり、
並行して複数の「ヒロシ」が殺されていたこともあって、事件の関連性を疑う。
事件の関係者を追う内に、鉄道会社を脅迫する集団と
列車の爆破を掛けた駆け引きを行うこととなり、
十津川はその集団の拿捕に全力を注ぎました。

2、感想
読み終わって最初に抱いた感想は、細々と粗が目立つなということでした。

まず、鉄道会社を脅迫する集団のリーダー・五十嵐ですが、
そもそも鉄道会社を脅迫する目的がしっかり明かされずじまいで
物語が終わってしまったことに残念さを感じました。

物語中では五十嵐の自宅に置いてあった鉄道模型が
全て国鉄自体の旧い車種であったことから、
JRが嫌いだったのでは?という予測が十津川と亀井で交わされますが、
いくら何でも無理がありすぎます。
せっかく創作するのだから、JRの事故で家族を亡くしたとか、
何かしらの事情を物語数行分触れておくことくらいしてほしかったものです。
加えて、五十嵐が鉄道模型の裏(つまり床下)に
鉄道会社を脅迫する集団メンバの電話番号を書いていたことを
十津川と亀井が発見しますが、もうこれは模型鉄に対する冒涜ですよ。
車両はメモではありません。わざわざ大事にしている車両をメモ代わりに使うなど、
同じ趣味を持つものとして到底理解ができません・・・。

また、脅迫先はJR東日本だったのですが、
最初に爆弾が持ち込まれたのはJR東海の「ワイドビューひだ」、
次は「のぞみ」、最後に「北斗星」でした。
あれ?JR東日本の列車は「北斗星」だけですよ。
せっかく列車名を出すなら、JR東日本管内でもっと列車があるでしょう。
しかもJR東海の「ワイドビューひだ」でなくてはならない理由も物語中では特になかったです。
単純に名前を出したかっただけ・・・なんでしょうかね。

鉄道会社を脅迫する集団の中で、五十嵐が不慮の事故で亡くなった後の事実上のリーダー、
大野明子は非常にクレバーで魅力的な敵でしたね。
コンピュータで様々なシュミレーションを行ったうえで、適切な行動を導き出し、
しかしそれに依存は仕切らず、しっかり相手の性質を見た上でトリッキーな手法も編み込む。
十津川との電話では余裕を見せつつ脅迫、必要に応じて譲歩する取引もしていました。

最終的に集団の全員逮捕は成し遂げられましたが、逮捕した直後に物語は終わり、
複数の殺人の聴取結果は明かされず、これ最終的に全ての殺人について立証できたの?
と心配になる終わり方でした。そこは読者に任せるということなのでしょうね。

ちなみにこれは個人的な感想になるのですが、書かれたのが一時代前ということもあり、
出てくるアイテム(ガジェットというのかな)が懐かしかったです。
携帯電話が普及しきっておらず、十津川たち刑事の間で1台しかないので使いまわしていたり、
ポケベルや自動車電話が出てきたり、なかなか時代を感じましたね。
しかし、一方でコンピュータに脅迫とシュミレーションを行わせていましたが、
導き出した結果がもはや計算ではなく、AI並みであったことに現実離れな雰囲気を感じましたね。
西村氏自体がコンピュータに明るくなかったかもしれませんが、
創作とはいえ、さすがにコンピュータに無限の可能性を求めすぎていると思いました。


3、批評

★★☆☆☆:物語として破綻はしていないが、無理やり感が否めない。

以上です。

どうも~。趣味のNゲージに関する活動を1週間分綴っていく記事です。
気になった記事はぜひとも続きをご覧ください!

 

■2022/12/12
峠を越える新幹線

夏に福島での新幹線アプローチ線建設の状況を見に行ってきたことを振り返る記事です。

代行バスや峠駅も見に行ってきました。

 

■2022/12/14
塗装ブースを買ったのですよ

住宅事情から自由な塗装環境が手に入らず、状況を打開すべく塗装ブースを購入した記事です。

試行錯誤の結果は・・・・・・。

 

■2022/12/15

グリーンマックス新製品情報(2022/12/14発表)

グリーンマックスから新製品情報が告知されました。

皆さんのお目当てはありますでしょうか?

 

■2022/12/16

製品レビュー:マイクロエース「A-7358」「A-7359」300系新幹線

マイクロエースの300系新幹線を買いましたという話を聞かないので自ら購入しました。

出来の方を確認して記事にしました。

 

■2022/12/17

製品レビュー:KATO「10-1766」300系新幹線

まぁこっちも買いますよね。Nゲージ業界では大手のKATOですが、

だからと言って出来も安心・・・・というわけでは必ずしもないようです。

 

■2022/12/18

製品レビュー:番外編 300系新幹線メーカ別比較

結局どちらがより優れているのか?という話なのですが、

プロトタイプや想定年代から一概にこちらということはできなかった、というのが結論です。

中途半端な理由は記事からどうぞ。

 

以上です。300系新幹線のレビュー記事が多かったです。

実際に手に取ってみないと分からない部分というのもありますから、

そういう点はしっかりとお伝えしたいな、という思いから3日引っ張りました。

 

次週は青春18きっぷで旅行にでも行こうかしら・・・・。