「自分と向き合う」


精神世界を 

突き詰めるときなどに

よく耳にする言葉ですが

 

どういうことをすればいいのか?


そもそも

自分と向き合うという

意味自体が曖昧で

よく分からない

という人が多いです


それは

自分ファースト(自分軸)を

形成するために

必要なステップなのですが


具体的な方法が

分からないという

ご質問をいただきます


なので

噛み砕いて

明かしてまいります


※自分ファーストと自己中を

履き違えている人も多いです

別モノです



自分(魂、意識)への

アプローチのやり方は

いろいろとありますが


初歩的なことは

「内観」です


「内観」とは

自分の精神状態

感情などを

わざわざ感じることです



例えば

会社の上司の理不尽さに

怒りと落胆があるとしましょうか


上司の評価に

納得がいかない自分

面倒を押し付けられて

怒りを持つ自分


この感情を

わざわざ感じとります


わたしは

こんなに頑張っているのに

正しい評価をされていないと

腹が立っている

悲しくて落胆している

面倒なことを押し付けられて

自分ばかり損していると

腹が立っている


「内観」とは

腹が立っているわたし

悲しくて落胆しているわたし

その感情を

認識することです


そうか

わたしは腹が立っているんだ

頑張っても認められなくて

悲しくて落胆しているんだ


これが内観です

自分の感情と向き合うということ



多くの人は

ここから

煩悩に乗っ取られていきます


だけど

自分が頑張ってるつもりなだけで

ほんとは

何にも出来てないだけかも知れない

評価されるような仕事なんて

出来ていないからこうなるんだし

だから

評価されないのは当然なんだ

面倒なことを押し付けられるのは

そもそも仕事が出来ないせいだし

雑用すら満足にこなせなくて

ミスばかりしてる

こんな自分だからダメなんだ

他人より劣ってるからダメなんだ


↑はい

これぜんぶ煩悩です



感情は

はっきりと

自分が頑張ってることを知っていて

だから怒りを抱いています

面倒なことを押し付けられている

だから怒りを抱いています


感情だけを

感じとります



他人から見たら

頑張っていないんじゃないか?

頑張ってるだなんて

自分の傲慢なんじゃないか?


もうこれも

煩悩に乗っ取られます

妄想です

『内観』

自分と向き合うという主旨から

完全にズレていっています



怒っちゃいけないとか

許さなきゃいけないとか

自分にも非があったとか

人を許すべきだとか

人とは仲良くすべきだとか


こんなふうに

自分の感情を無視して

自分を黙らせることは

自己否定なのです


自己否定を

長年繰り返すと


自己嫌悪にいたり

自分に信頼が置けなくなり

他人の目線や思いが気になります

嫌われたくない

拒否されたくないと

恐れが強くなります


他人の思いが気になり

自分らしくあることが

怖くなって怯え

自分を殺して

他人ウケの良い自分を演じて

空回りすることになります


これでは

人生が恐ろしくて

不安と悲しみと絶望に

押し潰されてしまいます



『内観』の訓練を

本気でしてみてください


あなたの感覚が

自分ファースト寄りに

なり始めてきたら

もっと生きやすくなります



呉々も

煩悩に乗っ取られないように

留意ください





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