橋下徹と茂木なんちゃらのツイッターでのやり取りを批判しました | 銀魂の保守的考察

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銀魂を保守の観点から勝手に考察します。

※最後までよく読んでからコメントしてね


今朝の橋下と茂木のやり取りが非常にムカついたのでツイッターで批判しました。
そのまとめをブログに貼ります。


まずは復習。 
                  


橋下徹 ‏@t_ishin
あの究極の非効率の国会の効率性を上げれば、参議院議員の仕事くらいできますよ RT @YoichiTakahashi: この人、それほど質問していないけどhttp://bit.ly/Tas5lK ←三原じゅん子 橋下の国会議員兼務案「首長の仕事ってそんなに楽なのでしょうか」


橋下徹 ‏@t_ishin
自治体の長と参議院議員の兼職について、そんなのできるわけないとか、自治体の長はそんなに楽なのかとか、反対理由にならない理由ばかりを当の国会議員は挙げまくる。そんなのやらせてみて、ダメだったら選挙で落とせばいいだけ。これって、規制緩和を認めない霞が関の理屈と同じ。


橋下徹 ‏@t_ishin
絶対に取り返しのつかないことだったら慎重になるのも分かるが、市長と参議院議員の兼職ができるかどうかなんて、一度やらせてみてできるかどうかを確認したらいいだけのこと。やらせる前に、あーだこーだ議論しても不毛極まりない。誰もやったことがないんだから、机上で議論しても全く無意味。


茂木健一郎 ‏@kenichiromogi
ご指摘の通り、「前例がないからダメだ」と決めつける思考回路が、日本の可能性を狭めています。 @t_ishin おはようございます!この思考回路は何なんでしょうか? RT @kenichiromogi: その通り。@t_ishin 自治体の長と参議院議員の兼職について、


橋下徹 ‏@t_ishin
自治体の長と参議院議員の兼職を否定する人は、現状の参議院で良いと思っているのだろうか?国民の感覚とかい離し過ぎ。多くの国民は現状の参議院は要らないと思っている。できるかできないかは、まだ誰もやったことがないのだから、誰も分からないはず。それなら一度やらせて、見極めたら良い。


橋下徹 ‏@t_ishin
日本の成長のためには競争力強化が必要、そのためには参入規制の緩和などの規制緩和が必要と多くの国会議員が言う。ところがいざ自分の身分になると参入規制をする。参議院議員と自治体の長の兼職禁止規定の撤廃は、規制緩和の最たるもの。これくらいできない国会議員が規制緩和などできるはずがない。


今リツイートした内容、参議院と市長の兼職ができないという規制についての内容ですが、一般の人には理解しにくい内容なのでわかりやすく一般道の速度規制と置き換えて考えてみましょう。



橋下「道路の速度規制をなくせば物流は早くなるし良くなるはず。出来るわけないとか反対理由にならない理由ばかりを当事者は挙げまくる。そんなのやらせてみて、ダメだったらもう一回考えればいい。これって規制緩和を認めない霞ヶ関の理屈と同じ。」


橋下「速度規制の撤廃なんて一度やらせてみてできるかどうかを確認したらいいだけのこと。やらせる前に、あーだこーだ議論しても不毛極まりない。誰もやったことがないんだから、机上で議論しても全く無意味」


茂木「ご指摘の通り、『前例がないからダメだ』と決めつける思考回路が、日本の可能性を狭めています。」


橋下「速度規制が必要だという人は、現状の道路事情を良いと思っているのだろうか?ドライバーの感覚と乖離し過ぎ。多くのドライバーは現状の道路状況ではいけないと思っている。できるかできないかは、まだ誰もやったことがないのだから、誰もわからないはず。それなら一度やらせて、見極めたら良い。」


橋下「日本の成長のためには競争力強化が必要、そのためには参入規制の緩和などの規制緩和が必要と多くの国会議員が言う。ところがいざ自分の身分になると参入規制をする。 」



以上です。いかに橋下と茂木のやり取りが馬鹿げているかお分かりいただけたでしょうか?
橋下は議論ができておらず、茂木は論点そらし、こんな人たちに任せられるわけがない。







追記

一人理解できてない人がいたので、上記について詳しく解説します。



道路の速度規制を例に挙げたのは、これならば誰もが撤廃に反対するであろう規制だからです。60km/hの車と180km/hの車が同じところで走っていたら大事故になるのは誰でもわかりますよね。
私のフォロワーには中学生もいるので、中学生でもわかるようにと簡単な例にしたまでです。

余談ですが、これで以下のことがわかると思います。
・規制緩和、規制撤廃が正義とは限らない。
・必要な規制もある。
・規制な完全になくなるとただの無法地帯になる。



ということで、あなたは道路の速度規制撤廃に反対の立場として、以下のやり取りを見てください。



橋下「道路の速度規制をなくせば物流は早くなるし良くなるはず。出来るわけないとか反対理由にならない理由ばかりを当事者は挙げまくる。そんなのやらせてみて、ダメだったらもう一回考えればいい。これって規制緩和を認めない霞ヶ関の理屈と同じ。」

改めてこれを見てどう思いますか?

ダメだったらもう一回考えればいい。
→その間に失われたものに対してどう責任を取るの?


これって規制緩和を認めない霞ヶ関の理屈と同じ。
→私は霞ヶ関と関係ないのに、一緒にされて批判されちゃったよ。おいおい。




橋下「速度規制の撤廃なんて一度やらせてみてできるかどうかを確認したらいいだけのこと。やらせる前に、あーだこーだ議論しても不毛極まりない。誰もやったことがないんだから、机上で議論しても全く無意味」

→なんで無意味って言えちゃうのだろう?議論することは不毛なの?
→議論から逃げているだけなんじゃないの?




茂木「ご指摘の通り、『前例がないからダメだ』と決めつける思考回路が、日本の可能性を狭めています。」

→何言ってんの?コイツ 誰も前例がないからダメだなんて言ってないじゃん
→危ないと思うから議論しようとしているのに、コイツ意味わかんないよ
→要するに論点そらし




橋下「速度規制が必要だという人は、現状の道路事情を良いと思っているのだろうか?ドラ イバーの感覚と乖離し過ぎ。多くのドライバーは現状の道路状況ではいけないと思っている。できるかできないかは、まだ誰もやったことがないのだから、誰も わからないはず。それなら一度やらせて、見極めたら良い。」

→え?現状の道路状況で私は満足なんですけど・・・
→ってか、道路事情に不満を持っている人は橋下に賛成しなきゃならんの?
→一度やる前にお前こっちの話聞けよ




橋下「日本の成長のためには競争力強化が必要、そのためには参入規制の緩和などの規制緩和が必要と多くの国会議員が言う。ところがいざ自分の身分になると参入規制をする。 」

→程度問題だろ
→ってかお前批判する前に話聞けよ




これでわかっていただけただろうか。
橋下は議論をする気がない。
そして茂木は論点をそらした。

橋下と茂木の議論の中身が問題なのではないんですね。
議論する気がないやつと、論点をそらすのが目的なやつ、コイツらのふっかけてくる話題にまともに取り合っても無駄だってことがよくわかります。
コイツらお得意の論調なんです。
橋下や茂木の発言の一部に賛同できる話題があったからといって、コイツらの味方をしてはいけません。




これで少しは当事者である参議院議員の気持ちがわかるのではないかと思います。