民主党、共産党、社民党の賛成で13、自民党、公明党の反対が11となり、私たち民主党が参議院に提出した議員立法「年金保険料流用禁止法案」が先ほど、厚生労働委員会で採決、賛成多数で可決しました。
 夏の参議院選挙から3ヶ月経ちました。今日、選挙でお約束をさせていただいた年金改革の第一歩である法案です。

 これまで、皆様から御預かりした保険料は、グリーンピアなどの無駄遣いを始めとして総額6兆8,000億円が給付以外に流用されてきました。このことが、年金制度への不信感を高めた要因の1つにもなっていたことから、私たちは年金保険料は給付以外には使わないことを内容とした「年金保険料流用禁止法案」を提出してきて、先週から委員会審議を続けてきました。
9時間の審議を経て採決となった法案が委員会で採決、可決。これまで、国民の皆様の声を反映した議員立法を提出しても、残念ながら否決されることばかりだったのですが、今日は可決されました。直近の民意が国会での審議のあり方さえも変える力を持っていることを心から実感しました。本当に嬉しいです。
 
この法案は明日、本会議で採決される予定です。本会議で可決成立した場合には舞台は衆議院に移ります。衆議院では与党が多数とあって、この法案が審議をされるのかが未定であること、また、仮に採決されても否決される可能性がありますが、内容は国民の声を反映したものであるとの思いを持って、審議に臨んでいきたいと思っています。先ほど、党のネクスト年金担当である長妻昭議員に電話で法案可決の報告をしました。

「おめでとう!良かったね。衆議院で待ってるよぉ」

 気さくな感想をもらいました。頑張ります。

(ホームページもご覧ください→http://www.renho.jp/)