メディアの取材が集中しているとしても、あまりにも、ではないでしょうか。
 『政治と金』の問題です。
 遠藤前農林水産大臣、若林農林水産大臣、高村外務大臣、鴨下環境大臣。
 玉沢代議士に丹羽代議士。
 今日の毎日新聞では二階派、森派まで、といって派閥のお金の問題まで取り上げられています。

 参議院議員選挙で惨敗をした自民党総裁である安倍総理は
「反省すべきところは反省し」
 といって、内閣改造から再出発をしました。
 反省すべき点とはこの夏の参議院選挙の争点となった「年金問題」と「政治と金」だと思っていました。

 流行語になりそうなまでに使われた「身体検査」も、全く意味がなかったのか、それとも今、報道されているような大臣の政治と金の問題は自民党では問題がない、と判断されていたのかわかりませんが、続きすぎるなぁ、というのが実感です。
 問題は、農林水産大臣に象徴されるように大臣が短期間でころころ代わったり、また、不祥事の対応に追われるようでは本来行なうべき業務に支障が出るということです。 

 私たちは来週からの国会に1円以上の支出については全て領収書を添付し、お金の使われ方を公開すべきだとの法案を提出する予定です。自民党内からはこうした法改正に消極的な声が聞かれますが、総裁である総理が「反省する」と明言しただけに、私たちの主張に耳を傾けてほしいと思います。

 とはいえ、できるだけ法案を通したくない、できるだけ公の場所で追求されたくない、といった姿勢が透けて見えるほど短い、たった2ヶ月の国会です。選択と集中。夏の選挙で寄せられた期待に応えるための国会活動を行なっていきたいと思います。

(ホームページもご覧ください。→http://www.renho.jp/)