つぶやきで、柳澤厚労大臣の問題発言について2日続けて書いたところ、メールでのご意見を多くいただき、男女を問わずたくさんの方々が不快に思っていることがわかります。
 女性を産む機械に例えたこと自体、恥ずべき発言ですが、問題は「女性にがんばってもらうしかない」との認識を示されたことだと思っています。
 出会いがなくて結婚できない。子どもを持つ前に自分の夢をかなえたい。子どもが欲しいけど仕事を辞めたくない。1人産んだけど精神的に、経済的に考えてもう1人産む事ができない。親の介護で育児ができない環境にいる。治療に通っている。
 実に多くの理由で、子どもを持つ選択の前に悩んでいる方々がいるのが現実です。どんなに女性が頑張っても、その努力を後押しする政策、制度がなくては少子化を解消することは出来ません。
 柳澤大臣は、この実態を知りません。言葉で謝罪をされても考え方がすぐさま変わるとも思えません。私は辞任に値すると思います。同時に安倍総理は少子化対策に力を入れるとして対策会議を設ける、と発表しましたが、会議を開催する前に大臣の任命責任を考えるべきだと思います。
 今日の昼、民主党の国民運動として有楽町で緊急街頭演説会を開き、私たちの考え方を訴えます。
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