昨夜、知人の医療ジャーナリストから怒りの電話をいただきました。
 彼女によれば、柳澤厚労大臣はお産の現場を全く知らない、と。陣痛促進剤など薬によってお産の時間を人工的に調整し、まさに「機械」的に子どもを生ませているがために母体の安全、子どもの安全が脅かされているのが現場の実態であって、不幸にして大変辛い出産を経験せざるを得なかった女性は二度と子どもを産みたくなくなることが問題にもかかわらず、その現場の問題を全く無視した「女性は産む機械」発言は許しがたい、と言われました。
 厚生大臣として女性の身体の安全、産まれてくる子どもの福祉に責任を持ち、また同時に労働大臣として産み育てながら働く女性の環境を改善する役割を担っている柳澤大臣の考え方はやはり、間違っていると言わざるを得ません。
 昨日の衆議院本会議において大臣は謝罪答弁をしましたが、謝罪だけで考え方が変わるとは思えません。
 昨日、野党の女性議員が大臣辞任要求をしました。個人的には何も女性議員だけではなく、男性の議員も積極的に抗議活動に参加をすべきだと考えています。
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