参議院の教育基本法特別委員会で、政府案と民主党案の審議が始まってから10日が過ぎました。昨日は、タウンミーティングでのやらせ問題、いじめ問題、未履修問題の集中審議が、朝9時から夜6時まで行われました。連日、長時間にわたり、国としての「教育」のあり方、教育基本法改正が教育現場をどのように変えていけるのかについて審議が行われ、与野党を問わず、各議員の教育への考え方、提言を聞く事ができる貴重な時間となっています。
 委員会が終わってからも理事懇談会や、党の国対との協議が行われ、また、審議中にたまっている他の仕事に対応するため、なかなか早く帰宅ができないのですが、昨日は、めずらしく8時には家に帰ることが出来ました。早く帰ると何がわかるかというと、子ども達(特に息子!)がここ数日、予習、復習、宿題をなまけていたことが発覚!するのです。
「約束が違う!」
 と、言われた息子は、急いで、自習ノートに漢字の練習をして持ってきました。
「英雄変化」
 ノートに書かれている熟語は明らかにまだ習っていない漢字なのです。
「この『えいゆうへんか』はまだ習っていない漢字だよ」
 指摘をすると、息子は胸を張っていいました。
「ちがうよ。ママ。これはね、『チェンジングヒーロー』ってよむんだよ」
 それは、遊戯王カードの呼び方なのです。しかも、漢字の勉強をしなさいと言われ、手元にあった遊戯王カードの漢字を書いてくるとは…。
 国家の教育改革とはほど遠い我が家の教育環境。親として、子どもがどうやって勉強をしたくなるのか、を反省しながら考えた夜でした。
 今日は、特別委員会で参考人をお呼びして、ご意見を伺い質疑が行われます。参考人のご意見を基に、まだまだ審議が必要になると考えています。
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