昨日の教育基本法に関する特別委員会が始まる前のことですが、委員会所属議員が集まり出した時に、自民党の鴻池議員が、
「中曽根委員長!お誕生日おめでとうございます!」
 と、大きなかけ声。その場にいた議員一同で拍手。すると中曽根委員長が、
「鴻池委員もお誕生日おめでとう!」
 続いて、鴻池議員が
「蓮舫さんもお誕生日だ!おめでとう」
 委員会室は笑い声と拍手に包まれましたが、委員会のメンバーで3人が同じ誕生日ということもあったこと、議員として大先輩で尊敬する鴻池議員と中曽根委員長のお気遣いにとても豊かな気持ちになった時間でした。
 とはいえ、委員会審議は与野党真っ向から対立。
 不当な支配とは。教育の方針と目標の違いとは。子どもの権利条約と国内法との整合性とは。国を愛する態度とは。
 法案の逐条審議が7時間続けられましたが、まだまだ政府案の意図する教育理念は明らかにならず、民主党案でも審議されていない点が多く存在することがわかりました。今朝の朝刊では、与党は7日に委員会採決、8日に本会議で採決するとの方向を打ち出しているようですが、実は8日から13日まで、安倍首相が外遊に出かけることになっているため、総理出席の審議日程を急がないと、今国会会期中の法案採決は日程的に難しくなるとの考えが与党にはあるようです。優先すべきは総理の日程ではなく、中身のある審議だとの思いを強くしています。
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