我が家では、夏休みに家族そろって与論島に行くことになっていて、先週は与論島で夏休みを過ごしてきました。
 5年前、「釣りバカ日誌」の原作者の北見けんいちさんを友人から紹介され、北見さんが20年は通っているという与論島にご一緒させていただいたことがきっかけですが、北見さんが惚れ込んだように私もすっかり島に魅了をされました。「いやぁ、沖縄の海より奇麗だから」と、沖縄からも観光で訪れる方がいるように与論島の海はそれはそれは見事で、海の深さによってブルー、緑に藍色が広がっています。子ども達は文字通り一日中海で遊んでいます。夜になると、すっかり仲良くなった島の方々と、与論島でつくられている黒糖焼酎の「有泉」を飲みながら、島で取れた海ぶどうや食材をいただきます。友人の家の庭で、海に沈む夕日を眺めながら宴会をしていると、仕事を終えた島の人たちが集ってきます。時間が深まると、友人らとその子ども達がエイサーを踊り始めます。みんなで踊って、笑って、食べて、呑んで。毎年毎年、忘れられないほど楽しい時間を過ごしています。
 機会があれば、ぜひ、一度与論島に遊びに行ってほしいな、と思います。
 そういえば、東京に帰る時に沖縄の空港のお土産店で。小さな男の子がお母さんに叱られていました。その言い方にびっくり。
「言うことを聞かないとハブがくるよ!」
 子どもの叱り方にも地域性があるんですね。