山口県で母子が殺害された事件。当時18才の少年である被告に対する最高裁判決が下されました。
「無期懲役は甚だしく不当」として、高裁に差し戻す判決に関してメディアで大きく報じられています。
立法府に身を置く立場として、司法判断の是非を話そうとは思いませんが、一つだけ、私たち政治家が真摯にとらえなければいけないことがあると思います。
判決後に記者会見をした遺族の本村洋さんは言いました。
「またどれだけの歳月が費やされるか」
事件が発生したのは1999年。最高裁判決が出されるまでにすでに7年の月日が流れています。当時生後11ヶ月だった夕夏ちゃんがもし生きていれば、小学2年生になっています。残されたお父さんにとって、奥様とお子様の墓前に1日でも早く最高裁判決を報告したいという気持ちがあるなか、今回の決定は「高裁差し戻し」。もう一度裁判を行い、新たに最高裁での判決が結審するまであとどれくらいかかるのでしょか。本村さんの発言を切なく聞きました。…
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