昨日、元衆議院議員松野頼三先生のお通夜に行きました。政界の大物である頼三先生とはもちろん面識はないのですが、ご子息で衆議院議員の松野頼久さんとは学生時代からのお付き合いで、私が政界に入ってからも親しくさせていただいているご縁があります。
青山斎場で行われたお通夜には始まる時刻の前から長蛇の列ができ、国会議員も続々と弔問に訪れています。献花の名札を見ても政財界の大物のお名前が並んでいます。祭壇に遺影と共に帽子と外套が掲げられていました。
私にとって「政治家」というと、いつも折り目正しい格好をしている吉田茂さんをイメージしますが、その時代を活躍された方だったんだろうな、と思いました。頼久さんもいつもきちんとした格好をし、政策でもぶれることがない姿勢なのは、お父様の影響だと思います。
今日行われるご葬儀では、鳩山由紀夫幹事長が弔辞を読まれるそうです。政界を引退しても「指南役」として党派を超えて貴重な助言をされていた、と聞きます。時とともに世代交代が進むのはとめられませんが、政界での経験などを耳にする機会が減るのは、私たち若手政治家にとって残念なことと思います。