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前回の続きです。
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今回は、瀕死の状態になってしまった東城先生の前に現れた救世主のお話です
救世主、一人目はお兄さんの友達で、
この方はお医者さんでした。
「栄養学で何を学んだんだ!
動物性が多いと血液は酸性になる。
肉やバター、チーズはなおさら結核菌が喜んで繁殖する。
消化力もないのに、そんなものを食べていたら身体の中はヘドロだらけになってしまう。
なぜそれがわからないんだ!
人間の体は、自然からのいただきもの。
だから、頭を切り替えて自然を見なさい!」
この先生自身も、自然療法で重い腎臓結核を治された経験があり、自然療法についていろいろ教えてくださったそうです
瀕死の状態だった東城先生が、
この時どんなことをしたのかというと、
ため込んだ老廃物や毒素をまず流すことでした
例えば、こんなことです。
玄米の重湯 玄米を炒って、七倍の水で煮て裏ごしする。自然のエネルギーを消さないために、化学変化を起こす金物は使わず、ほうろくでよく炒り、土鍋で煮る。
ひどい咳にはオオバコの種がいいので、どくだみ、げんのしょうこ、よもぎなどの薬草と一緒に少し濃く煎じて飲む
冷えている足を足浴で温める
胃腸を休める
肝臓、腎臓にこんにゃく湿布をする。
これらを行った結果、
二日目 発病してから感じなくなっていた空腹感を感じる
七日目 体内にたまったヘドロ(宿便)が出る
このような体の大掃除が起こりました
この時、こんな気づきを得たそうです。
「私は何もできない。
ただ母が作ってくれた重湯を飲むだけ。
体の中で重湯が、薬草が、湿布手当が何をしてくれたのか。
これは私の力じゃない。
これが自然の力だ。
これが自然の親切!」
こうして、玄米菜食、薬草、湿布などの手当で元気になり、一年もすると家事や料理もできるようになりました
ただ、肺の空洞はふさがりません。
この肺の空洞をふさぐ道しるべとなったのが、蟻とタンポポなのです
次回は、蟻とタンポポがどのように道しるべとなったのか、お話ししたいと思います。
本日もお読みいただき、
ありがとうございました