ご訪問ありがとうございます
前回の続きです。
前回はこちら
今回は、ラポールを築くための
「ミラーリング」や「ペーシング」が
どのように予備催眠に使われるのか…
というお話です。
予備催眠の方法はいくつもあるらしいのですが、
今回は、セミナーでも体験した
フィンガースティック
という催眠導入法を例にして
ご紹介します
さて、今回初めてこの記事を読んで下さっている皆さま、ありがとうございます
以前から続けて読んで下さっている愛すべき皆さま、いつも本当ありがとうございます
続けて読んで下さっている皆さま、
この記事、元々は催眠術がテーマではないことを覚えていらっしゃるでしょうか
そうなんです
この記事は、私の参加した
潜在意識を使いこなすセミナー の
体験レポートを書いています
なので、この後、
メインディッシュの退行療法の話や、
中心意識の確立方法なども控えているのに、
つかみの催眠術で大脱線しており、
着地点が見えなくなってます
が、もう離陸しちゃったので、
気の向くままにフライトを続けます。
いつ着陸できるのか、
どこに着陸するのか分かりませんが、
お付き合いいただけると嬉しいです
フィンガースティックとは
では、フィンガースティックについて
まずは手順をお伝えしますね
①両手を合わせてグッと握り、人差し指だけを立てます。
アラフィフ世代が小学生だった頃、
バカ男子どもが、「カンチョー」とかって、
ふざけ合っていたアレです
伝わる
②人差し指の先を開いてもらいます。
この時、指の間に、催眠術をかける側の指を置いて閉じないようにします。
③催眠術をかける側の指を離し、
かけられる側の指の近くで
自分の両手をグーにして、まるで万力を使って指を閉じさせようとするかのような動きをしながら、次のように声かけをします
「指がどんどんくっついていきます!
はい、どんどん、どんどんくっついていきますよー!
そのままピッタリくっついて離れなくなります!
はい!もうくっついて離れません。」
④そうすると、指がくっついて離れなくなる
…はずなのですが、私たちペアは、
かけることも、
かかることも出来ませんでした
フィンガースティックの種明かし
では、
なぜフィンガースティックが催眠導入になるのか、
なぜ私たちは、失敗したのかをご説明します
フィンガースティックは、
体の構造上、自然と指がくっついてくる仕組みを利用しているのです。
自然と指がくっついてくるタイミングで、
催眠術者が「指がくっついてきますよ!」
と言うことで
かけられる方は「言われた通りに指がくっついてきた!」
と感じるのです。
これが上手くいくと、
催眠術の臨場感を感じて
急速にトランスしていくのです。
最初にラポールと、トランスが大事なんですよ
とお話した、トランスがこれです。
最初は、催眠術をかける側が、
相手の動きに合わせて
言葉を発するんです。
これを続けることで、
動きが無意識で同調してきます。
そして、いつしか逆転現象が起きて、
今度は、自分の思った通りに相手が
動いてしまうようになるのです。
はい。
もうお分かりですよね。
これは、
ミラーリングとペーシングの技を利用しているのです。
この原理が分かると、
怪しげに感じていた催眠術も
なんだか興味がわきますね
つまり、
私たちの催眠術体験がうまくいかなかった理由は…
ラポールを形成していない
催眠術では、催眠術にかかるメリットを
楽しそうだなと思ってもらえるように説明
すれば、ラポールの形成はOKらしいです。
ところが私たちは、メリットどころか、
どうやるの
うまくできなかったら、相手に悪いよー
と、焦りしかありませんでした。
トランス状態にない
ペーシングも、ミラーリングも利用せず、
お互いひたすら焦りしかないので、
トランス状態なんて、夢のまた夢状態
でした
セミナーでは、他の催眠術も体験しましたが、
そもそも予備催眠がうまくいってないので、
その先もうまくいくわけもなく
よって、催眠術はこれで終わりにします
次回から、ようやく
再び、セミナー体験レポートに戻ります
本日もお読みいただき、
ありがとうございました