プロバスクラブとは何だろう | 瀬川爾朗blog

プロバスクラブとは何だろう

私もこれまでいろいろなグループに加わってきたが、最近、止むをえず加わることになったプロバスというクラブについて話をしてみましょう。


私が現在参加しているクラブでは岩手県人連合会、釜石はまゆり会、釜石応援ふるさと大使、などがありますが、これとは異なって、現在住んでいる自分の街の仲間同士で、なんとなく手を結ぶという繋がりもあるのです。

その一つが「プロバスクラブ(東京日野)」なのです。


このプロバスクラブは全くの新クラブではなくて次のような歴史を持っています。


----生き生きと活躍し、知り合いとともに視野を広め、

     豊かな人生経験を生かして、地域社会に奉仕する----


プロバスとはProfessionalとBusinessmanとを組み合わせたもので、専門・実業を併せ持ち、非政治的、非宗教的、非営利的な団体ということになっています。

私の加入したクラブは日本全国で105番目、という序列になっており、創立時は会員が26人でしたが、1年を過ぎた今はかなり増えております。

会則などによると、プロバスクラブは歴史の長いロータリークラブやライオンズクラブに似ておりますが、ただ、入会者の年齢が60才以上となっております。


そして、例会が月1回、また会費が安いという取り柄があります。

私も、53から60才まではロータリークラブに加入していましたので、その間は結構大金を払うこともありましたが、それに比べると大分安いことになります。


そして今、74にして改めてプロバスクラブに加入した訳です。
月1回の会の集まりですが、その中身は少しずつ分かってきたように思います。

必ず昼食を食べ、どなたかが30--40分程度の卓話をいたします。

いまだ講演者が10人に満たないので、卓話の話題は千差万別です。


現状では特に何ということもなく、何となく興味を持って話をし、また他人の話も聴いております。

これらの話が皆済んだあとで、恐らく本当の問題が起きてくるのでしょう。

これまでの話で、2つ、3つ話題を紐どいてみましょう。



平成23年2月には、多分2回目だと思うのですが、「海底鉱物資源とその実用性」というテーマで私が話をしました。

特に1828年生まれのフランスのジュール・ベルヌの「海底2万里」の話とか、1872年から始まった英国エジンバラ大学教授ワイビル・トムソンによる「チャレンジャー航海」、また1万メートルの深海盆にも生命が存在するという大発見などは150年の歴史をもつものでした。


平成23年8月には菊池昭雄氏によって、この世の中の「放送メディアの変遷」という話がありました。

岩手放送の社長をしていた菊池氏による話でも、中尊寺の「春の藤原祭り」が特に面白いものでした。

昨年は中尊寺の世界遺産化が成功したことにより、その意義がますます明らかになったためです。


今年の2月には榎本吉伸氏の「味の素グループ百年」という話があり、自分に関係の深かった「味の素」の実に多種多様な応用面の開発が披瀝されたのも面白いものでした。