想い出のアルバム・オフ会2 | 鬼の霍乱

鬼の霍乱

年下の旦那さまと乳がん治療中の嫁の
珍道中的結婚生活をのらりくらりと綴ります。

 




古いアルバムめくり


「ありがとう」


ってつぶやいた。



全然古くは


ないんですけどね。



くろちんと私たちの


3年1ヶ月。



かけがえのない日々を


たくさん詰め込んだ


想い出のアルバム。



1冊は


お盆に帰ってきた時に


見られるようにと


くろちん家へ。



みんなも


手元に欲しいからと


SHINOさんに頼んで


作ってもらった。



それを


受け取りに


にゃんこスキー邸へ


ゴーゴゴーー。



たぶんここが


別邸だと思っているのは


私だけじゃないはず。




しめじとさつま芋の


和風グラタン。



さつま芋と


豆乳ホワイトソースが絶妙。



際限なく食べられそう(いつも)





私のリクエストで


オニオンスープ。



まさかの


写真にうつってねーし。



なんとなく


役割分担も決まっていて。



取り分ける人


ニヤニヤしながら待つ人



ちなみに


私は前者。



おかわりも


各自が自由に。



ハイエナのように


食べ尽くす。



おデザ。



白玉悶絶の


柔らかさ。



炊飯器ケーキの


概念を覆す勢いの


フワフワ。



際限なく食べられそう(その2)



雪蓮華は


2012年後半から


2013年前半の罹患組。



闘病最前線の時期が


ほぼ一緒。



やれFECだのECだの


ドセだのパクリだのに


叩きのめされていた。



あの頃は


その日その日が


精一杯で。



未来がとてつもなく


遠かったように思う。



先日


Masakoさんが


5年検診をクリアした。



私たちにとって


この5年という


年月の重みが


当たり前ではないことを。



くろちんが


教えてくれたように思う。



今年のはじめに


ここに来たことが。



くろちんが電車に乗って


お出掛けをした


最後の日になった。



あまり顔色がよくなくて


心配したけれど


いつものように


笑っていた。



だけど。



珍しく


みんなで写真を撮ろうよって


何度も言っていた。



あの時写した


美し過ぎる笑顔が


とても儚くて。



きっと


ここに来れることが


最後かもしれないことを


悟っていたように思う。



罹患してから数年は。



失ったモノだらけで


病気になって良かったなんて


1ミクロンも思えないし



ギフトなんていらんと


ずっと思っていた。



そんな時


くろちんに



「病気になって


気付いたこともたくさんあるよね。」



と言われた。



ストンと


心に響いた。



あなたとの出会い


みんなとの出会いは


私の人生の宝。



それでもやっぱり


乳がんになったことは


今でも嫌だけど。



もらえるギフトは


総取りしてやる。



もちろん


いいこと限定でね。



昨日より今日


今日より明日。



少しづつ


成長できるように。



私たちなりに


未来を生きていくよ。



永遠の友情を胸に。





そんなら、またね~♡