顎関節の異常
新年あけましておめでとうございます。
今年のお正月はいかがでしたか。
良い新年を迎えられましたでしょうか。
私の今年の抱負は、丑のごとくドンと構え、のんびりと治療に取り組んでいくことです。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今年のお正月で開設してから1年と7ヵ月が経過いたしました。
早いものです。
そして多くの女性の方々にお越しいただきました。
正直
1回の施術でお見えにならなくなった方もいれば、開設以来現在までお越しいただいている方もおみえです。
そして短い期間ではありますが多くの事を女性の方々に教わりました。
施術方法も試行錯誤する機会をいただきました。
これもひとえにお越しいただいた方々のおかげと感謝しております。
この場を借りてお礼申し上げます。
「感謝」
さて、開設してから現在に至るまでに一つ気づいたことがございます。
それは、受診された女性の多くの方に顎関節症と思われる状態が診られたことです。
正直、驚いています。
岐阜で治療を行っている場合には、患者さんから「顎関節症なので」と訴えられ、治療に取り掛かっていましたので、患者さんの訴えの割合からして、さほど多いとは感じていませんでした。
ところが、青山で施術を始めてから、お顔の歪みを矯正するために顎関節の動きを見て筋肉の緊張状態を診るのですが、非常に高い確率で顎関節の動きに異常を感じるのです。
しかし、中にはご自分の顎関節の異常を感じていない方もみえるのです。
つまり、痛みなどの症状がないため、物を噛む動作に支障をきたさないためだと思われます。ところが、動きを観察すると、噛むたびにポキポキ音がしたり、開閉の途中で下額が左右にずれたりと、明らかに顎関節症の予備軍がたくさんおみえなのです。
当然、施術は顎関節の改善から始めなければならない事になるのです。なぜならば、このような異常を放置したままで、下顎周りの筋肉の異常を改善することが出来ないからです。
そこで、今回は新年を迎え、食べすぎで疲れてしまったお口を、いたわってあげる方法を簡単にご説明します。うまくいくと顎関節症も改善されるかも知れません。
「方法は簡単です。3つの手技を毎日3分程度行ってください」
①顎下に親指をあてがい、下から上に向けて顎下を軽く圧迫しながら左右に動かしてみて下さい。そうすると、顎下とのど仏の間(女性はのど仏とは言わないかな?。そのあたりと思ってください)に筋肉がコロコロと触れるのを感じますか?もし感じられない場合は、筋肉の緊張が強いためですから、しばらく続けることで感じられるようになります。
この部分を1分程度コロコロとマッサージして下さい。
②頬骨は分かりますか?頬骨と下額の間に、強い比較的太い咬筋あります。物を噛む時に働く筋肉ですね。筋肉を触って歯を食いしばると筋肉がぴくぴく動いているのが分かりますか?この筋肉を左右の4本の指を使ってマッサージします。マッサージの方向は頭の後ろからお顔に向かって前後方向に動かして下さい。これも同じく一日に1分程マッサージして下さい。
③最後は少し難しいですが、耳の前に左右の指の人差し指と中指をあててみて下さい。そして、お口を開けたり閉めたりすると顎関節が動くのを感じられると思います。マッサージは顎関節を開閉しながら軽い圧を断続的に1分程度行ってください。もう少し噛み砕いて言いますと、5秒程度圧迫して5秒休む、そしてまた5秒圧迫するという断続的な指圧マッサージです。
以上、3つのマッサージを毎日行ってください。注意は軽く行うということです。あまり強く行うとかえっていためてしまう事になる場合もございますので気を付けて下さいね。
そして少し慣れてくると、左右の筋肉の中で、少し痛む場所や左右で異なる硬い筋肉のしこりを触る事が出来るようになります。慣れてきてからで構いませんが、そこの部分を少し長めにマッサージを行うようにすると効果的です。
ということで、皆さんトラしてみて下さい。
何かございましたら何なりとご質問ください。
では、皆様が穏やかな一年を過ごされます事を祈念いたします。
感謝 中辻
新年あけましておめでとうございます。
今年のお正月はいかがでしたか。
良い新年を迎えられましたでしょうか。
私の今年の抱負は、丑のごとくドンと構え、のんびりと治療に取り組んでいくことです。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今年のお正月で開設してから1年と7ヵ月が経過いたしました。
早いものです。
そして多くの女性の方々にお越しいただきました。
正直
1回の施術でお見えにならなくなった方もいれば、開設以来現在までお越しいただいている方もおみえです。
そして短い期間ではありますが多くの事を女性の方々に教わりました。
施術方法も試行錯誤する機会をいただきました。
これもひとえにお越しいただいた方々のおかげと感謝しております。
この場を借りてお礼申し上げます。
「感謝」
さて、開設してから現在に至るまでに一つ気づいたことがございます。
それは、受診された女性の多くの方に顎関節症と思われる状態が診られたことです。
正直、驚いています。
岐阜で治療を行っている場合には、患者さんから「顎関節症なので」と訴えられ、治療に取り掛かっていましたので、患者さんの訴えの割合からして、さほど多いとは感じていませんでした。
ところが、青山で施術を始めてから、お顔の歪みを矯正するために顎関節の動きを見て筋肉の緊張状態を診るのですが、非常に高い確率で顎関節の動きに異常を感じるのです。
しかし、中にはご自分の顎関節の異常を感じていない方もみえるのです。
つまり、痛みなどの症状がないため、物を噛む動作に支障をきたさないためだと思われます。ところが、動きを観察すると、噛むたびにポキポキ音がしたり、開閉の途中で下額が左右にずれたりと、明らかに顎関節症の予備軍がたくさんおみえなのです。
当然、施術は顎関節の改善から始めなければならない事になるのです。なぜならば、このような異常を放置したままで、下顎周りの筋肉の異常を改善することが出来ないからです。
そこで、今回は新年を迎え、食べすぎで疲れてしまったお口を、いたわってあげる方法を簡単にご説明します。うまくいくと顎関節症も改善されるかも知れません。
「方法は簡単です。3つの手技を毎日3分程度行ってください」
①顎下に親指をあてがい、下から上に向けて顎下を軽く圧迫しながら左右に動かしてみて下さい。そうすると、顎下とのど仏の間(女性はのど仏とは言わないかな?。そのあたりと思ってください)に筋肉がコロコロと触れるのを感じますか?もし感じられない場合は、筋肉の緊張が強いためですから、しばらく続けることで感じられるようになります。
この部分を1分程度コロコロとマッサージして下さい。
②頬骨は分かりますか?頬骨と下額の間に、強い比較的太い咬筋あります。物を噛む時に働く筋肉ですね。筋肉を触って歯を食いしばると筋肉がぴくぴく動いているのが分かりますか?この筋肉を左右の4本の指を使ってマッサージします。マッサージの方向は頭の後ろからお顔に向かって前後方向に動かして下さい。これも同じく一日に1分程マッサージして下さい。
③最後は少し難しいですが、耳の前に左右の指の人差し指と中指をあててみて下さい。そして、お口を開けたり閉めたりすると顎関節が動くのを感じられると思います。マッサージは顎関節を開閉しながら軽い圧を断続的に1分程度行ってください。もう少し噛み砕いて言いますと、5秒程度圧迫して5秒休む、そしてまた5秒圧迫するという断続的な指圧マッサージです。
以上、3つのマッサージを毎日行ってください。注意は軽く行うということです。あまり強く行うとかえっていためてしまう事になる場合もございますので気を付けて下さいね。
そして少し慣れてくると、左右の筋肉の中で、少し痛む場所や左右で異なる硬い筋肉のしこりを触る事が出来るようになります。慣れてきてからで構いませんが、そこの部分を少し長めにマッサージを行うようにすると効果的です。
ということで、皆さんトラしてみて下さい。
何かございましたら何なりとご質問ください。
では、皆様が穏やかな一年を過ごされます事を祈念いたします。
感謝 中辻