グランフォンド京都2023 DNSしました | 風雨輪記 -ふうりんき-      ロードバイク中心にゆるゆると。

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40超えてからロードバイクを始めた永遠の中級者の自転車ブログ@京都。スポーツ観戦諸々、たまにゴルフやほかの趣味も。

どうも、ルネです。

 

お客さまは神様です。とお客さんが言うものではないように、

退くも勇気、という言葉は退いた本人が言うものではない…のですが、

今回は勇気を出して退きました。DNSです

 

ブログネタにしているので、

雨の中走ってそれもレポートした方が…とも思ったのですが、

前日夕方の予報で午後から7㎜前後の雨に北風、と

さすがにコンディションが悪すぎる判断でした。

1㎜以上で普通は傘をさすレベルでとりあえず薄手のレインウェア

2㎜以上は傘なしでは外に出ないレベルで、靴とヘルメットにカバー

3㎜以上は土砂降りレベル。上下ともしっかりレインウェアに切り替え

5㎜以上は普通なら外に出たくない。雨対策完全一時的ならなんとか出走?

それを超えたらDNSと決めていましたので、

まあ予定通りという感じでした。

 

一応エントリーから判断までの記録を残しておきますが、

実施を決めた主催者様や、参加した方の判断を批判するものではないことを

はじめにお断りしておきます。

 

さて、今年のグランフォンド京都ですが2月14日に開催告知がありました。

 

 

 

去年と同じく、割とひっそり告知するこのイベントですが、

リツイート数もこんな感じなので、

ほとんどの方はスポーツエントリーで検索して応募しているのかな?と思います。

 

さて、エントリーは3月初めにスタートしたのですが、

4月に人事異動がある会社なので、それが確定してからエントリーするつもりで

すっかり忘れていて

別のイベントのエントリーをした際に履歴にないことで気づきました笑い泣き

 

 

 

 

遅ればせながら無事にエントリー。

 

現地までは今年も輪行で…と当初考えていたのですが、

既にエントリーしていたライド仲間からお誘いいただき、

今回はバイクともどもクルマでトランポいただけることに!爆  笑

始発でも参加できると昨年のレポートでは書いたのですが、

どうしてもスタートが後半になってしまうため、

ブログネタにする意味でも早めのスタートができることで

非常にありがたいお話でした。

 

さらに今年はコロナも落ち着き、

春先から嵯峨野線の混雑がニュースになっていました。

パンク状態の「JR嵯峨野線」連日話題に 「乗れない」「地獄絵図」その根本理由とは? (msn.com)

行きは始発なのでそれほど心配はないとしても、

帰りの亀岡あたりから満員状態になってしまったら…

その先、嵐山からは身動きもとれなくなってしまうのでは??

という心配がありました。

例年であれば亀岡までは行きが電車、帰りは保津川下りという方が一定数あるのですが、

今年は春先の転覆事故で帰りも電車という方も多く、

GW最終日とはいえ気にしていました。

 

トランポいただけることで移動の心配がなくなったので、

あとは走行計画です。

 

昨年は途中から降る予報の雨を避けて、

とにかく飛ばしてしまいましたが、

運転をいただく方も含め3名でのミニグループライドになり、

今年は景色も楽しみながら行こうという計画にしていました。

また、AS3の肉じゃがに加え、海軍カレーカレー復活のお知らせもあり、

それが11時以降の提供となっていましたので、

7時にスタートして去年並みに飛ばすとカレーに先行(笑)してしまうため、

こちらもペースを合わせて行く計画です。

 

 

 

 

 

さて、コース取りですが、

京都車連のホームページを転載します。

「2023年のコースの特徴は名物と言われていた綾部市の最初の峠「長宮峠」が路肩崩壊で使えず、その西隣の府道522「茅の木峠」を通るルートに変更することです。これにより標高差が20m下がり、10km距離が増えます。こちらに限らず災害などにより昨日通れていたルートが使えなくなるということは予想できませんので、そうなれば大幅なルートの変更も行わざるを得ないと言うことをご理解ください。このルートでは国道9号線を横断します。一回目は信号がありますが二回目の横断では横断歩道しかありません。誘導員は置きますが安全管理は各自でお願いします。そのほかのルートについてはエイドも含めて昨年と同じです。昨年からコースに取り入れた山家の吊り橋は国道側の拡幅工事をしていますが問題無く通行可能です」

 

相変わらずの長文です(苦笑)が、

昨年一度走っていると内容が分かるというのがこのページウインク

要はスタートすぐの峠が回避され、やや難易度の低い峠に。

その分10㎞迂回するというコース取り。

その際に大きな道路を横切る箇所が出てくるという事です。

なお、それ以外のコースは変わらないということで、

距離125km、獲得標高1933mと昨年よりやや距離は伸びることに。

 

グループで行くということでロングコースは既に選択肢にいれていませんので、

昨年の経験をもとに走行計画をとりあえず作っていきます。

課題となるのは昨年と同じ

コンビニの少なさからくるAS以外の補給ポイントをどこに置くか。

中盤までに自販機でドリンクの補充、

AS3(4)以降で海岸沿いを走り終えたぐらいで

トイレを兼ねて西舞鶴駅近くのコンビニをチェックしておきます。

 

あとは…実際本番であったのかどうか分からなくなってしまったのですが、

AS1.5が今年もあったのかどうか???

これは走った方がレポートなりをあげるのを待ちたいと思います。

(あるかないかで前半の補給スポット・トイレに差がでるため)

 

とりあえず、あるかないかわからない状況で

↓のような距離と峠の距離表を作ってパウチしておきました。

 

 

 

 

さて、日程が近くなってくると気になるのが天候です。

しかし、今年は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と早くからゴールデンウィーク中の天候は不安視されていました。

なお、この予報が出始める前が去年の開催日である

4月第3週だったのですが…この日はとても天気が良かったですガーン

ま、まぁ、こんなものですよ。天気なんて…

 

しかし、日が近くなってきても一向に回復せず、また風も強くなる予報。

好転しないままついに前日を迎えます。

そして…

 

 

 

と、予報は悪化。

 

途中スポーツエントリーに

「天候不良により催行の実施が安全管理上困難となることが予想される場合は前日の8時に決定し、FB、ツイッターなどで発表します。不催行となっても返金は行いません。」という

文章があり、朝の時点で何もなかったため、

開催はあるだろうという予測のもと動いていましたが、

8時とは言ってなくない?」ということに気づいたりと、

ドタバタしましたが、15時の予報でも予報は回復しないどころか悪化…。

 

 

 

 

18時前の時点で同行者と協議の上…やむなくDNSを選択しました。

理由は最初に書いた通り、

土砂降りを超える雨の量と風向き(北風)、風の強さ。

 



で、せっかく予定を合わせて行くことになっていたので、

前日ですが急遽集合して飲むことに生ビール

まあ、こうした集まりも楽しいですよw

 

そんな中、ホームページに↓のような内容がアップされました。

 

「あいにくの天気予報のため 明日の大会は開催するのか?中止にするなら早く判断してとメールをいただいていますが、暴風警報などが出ない限り事前に中止にすることはございません。予定通り準備しておりますので受付までお越しください 。その先は自転車で回るもよし、自動車で回るもよしです。いずれにせよ無理をせずそれぞれの方法でお楽しみください」

 

この内容、いくつかポイントがあると思うんですよね。

前半、お問い合わせが相次いでいるという点。

『中止にするなら早く判断して』という問い合わせなんですが…

こう思うなら、DNSで良いと思うんです。

 

ちょっと前にブルベでも開催されたあとに、

こんな天候の中開催するなんて…という声が上がったことがありました。

ブルベの場合は特に「自己責任」という言葉が使われます。

回収も行わないブルベならではとも言えますが、

基本的にアマチュアスポーツですから、

今回のようなイベントでも主催者に責任を押し付けてしまうのは

ちょっと違うな、と思います。

 

実際、サイクルイベントの申し込み時には事故があった場合の免責であったり、

天候による開催時の中止条件や返金条件について書かれた文章が添えられています。

(ちゃんと読みましょうね)

事故の際の責任は主催者にはありませんので、

天候が微妙でも開催された場合、

(よほどの事でもない限り)

雨で滑ろうが、転落しようが、それは自分の責任となります。

中止にならなくてもコンディションに不安があるのであれば、

自らDNSする判断力も必要だと思います。

 

あと、先ほどの文章の後半部分、

「自動車で回るもよし」の部分もある意味斬新だと思いました。びっくり

そもそもロングライドイベントの場合、

(「認定」があるブルベは別です)

マラソンやトライアスロンのような距離の規定やタイムの記録がありません。

完走したかどうかというのは自分の中の記録でしかないんですよね。

つまり、自己満足が全ての基準と考えれば、完走証はおまけに過ぎません。

そう考えるとエイドの食事が残ってしまうことを考えれば、

クルマで回ってもそれをチート呼ばわりされる事もないわけで。

 

全部のイベントがそうである必要はないと思いますが、

こうした解決策があっても良いかな、と思いました。

(最初これ見た瞬間は飲んでいることもあり、珍しい!とはしゃいでしまいましたがw)

 

さて、今も京都市内雨が降っています。

最終ゴールまであと2時間。

出走の皆様はどうかご安全に…。