河合隼雄
『コンプレックス』(岩波新書)
は臨床心理学の名著だと思います。
私は10年くらい前に読んで、その時本当に面白いと思いました。
自分でも曰く言い難い何かが自分の中にある
それが心的複合体としてのコンプレックスです。
ここでのコンプレックスとは劣等感のことだけを指しているのではありません。
とにかく、これが私の心理学開眼の本でした。
ここからユング心理学が面白いと思うようになりました。
河合隼雄さんは最初のころはユング心理学の知見を前面に出していると思うのですが段々とそれをださなくなっていると思います。
ユング心理学はバックボーンであって、だんだんと河合さんの心理学になっているのではないでしょうか。