障害児を育てるということ。 | れんかあちゃんのブログ

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知的障害のある一人息子と、猫達の日常。
5匹の猫との暮らし。
旦那と義父母の愚痴も少々…( ・∀・)

おはようございます。
今日も、いーいーてーんーきー😱

辛いだけ…(*`゚Д´)(っ*`з´)っ・:∴

昨日ヤフーで
6歳の知的障害のある娘さんを殺してしまったお母さんのニュースを読みました。
育児に不安があって悩んでいたとか。

子供を殺してしまうことはやっぱり絶対にダメだけど…
ダメだけどね…
わかる、気持ちは。

障害児を育てるということは、この世の修行のようです。
私はたぶん前世で何か悪いことしたから、この世は修行なんだな…と思うようにしてます。

修行と言っても、辛いことばかりではないし、どんな子でも、子供をそだてる事は経験できてる。この世にはお子さんが欲しくてもできないご夫婦もたくさんいますし、その方達の治療も辛いでしょう。
私はどんな形であれ、出産を経験して、子育てをすることができる。

辛さ半分、楽しさ半分、というところかな。
(私の場合は)

ニュースのお母さんは子供と一緒に死のうと思うくらい追い詰められたのだと思います。
私はそこまでは思い詰めなかったと言うか、そんなに悩まなかった…大変だけど…

うちの場合はてんかんがあったので、その治療に紛争した赤ちゃん時代。入退院の繰り返し。
あわただしく悩んでいる暇もなかった。
少し落ち着いて、保育園に通った頃はいちばんしんどかったかな。
てんかんと知的障害を目の当たりにする、療育の大変さ、心ない言葉やまなざし、母としての孤独。
保育士として働いていたが呼び出しも多く、職場にも謝ってばかり。

特別支援学校に通うようになってから、とても精神的には楽になりました。
まわりのお母さん達、みんな障害児のお母さん。話も合うし、どん底エピソードも笑って話せたり。うちは特別支援学校の中でも重度だったけど、軽度だから楽ってことでもなく、軽度は軽度なりに大変だし、学童期は健常のお子さんもいじめや学習問題で大変だし、なんかそういうのを同級生や先輩のお母さん達と一緒に乗り越えてきた感じです。

もしかしたら、ニュースのお母さんもお子さんが支援学校や支援級に入ったら少しは気持ちが楽だったかもしれません、6歳、いちばん辛いだけの時期だったのだと思う。

中学は思春期男子。
荒れてました。
安定剤を飲み始めたのもこのくらいからです。
てんかんも落ち着いてないし、薬は増えるばかりで少し悩みました。
でも、学校でいい先生に出会って、荒れつつもより良い学校生活を送れたと思います。

高校はてんかんもやっと新薬で落ち着いて、発作の心配もかなり少なくなって、3年間ほとんど休まずに登校しました。
卒業後の進路の実習が大変だったけど…
それなりに大人になってきている息子に合わせて決められたと思ってます。
まだまだバトルはあるけれど、小さいときの訳のわからない大変さはなくなったから、「理由のあるぐずり」に付き合って行くだけです。

と、言うことで何を言いたいのかというと、息子は今日で特別支援学校の授業は終わりです。月曜日の卒業式で、12年間通った学校が終わりになります。
ついに、終わりかぁ~(о´∀`о)

寂しいけど、これからの方が長い人生。
今までは学校に守られていた部分が大きかったけど、これからまた家庭に戻って社会人としての生活が始まります。
誰のせいにもできない、私と息子の生活です。
(おじいと旦那はいるけど、息子の事に関してはノータッチ)

楽しみです。
なぜかわくわくしています。

昨日やらかしてしまった母ですが、今日はちゃんと朝はスムーズに最後の登校行かせることができました。


昨夜は変なことになってました(笑)

髪を切って髭を剃って、月曜日の卒業式に備えましょう(笑)

さあ、今日も行ってきまーす🚇